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デザインプレビュー | スカルマーチャント

DbD開発チーム
DbD開発チーム Community Manager Posts: 136
edited March 24 in ニュース
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本日は皆さん興味津々のトピック…スカルマーチャントの将来に関する私たちのビジョンについてお知らせしたいと思います。

スカルマーチャントのリワーク

スカルマーチャントは儀式でのパフォーマンスに関わらず賛否両論のある殺人鬼で、皆さんの中には彼女に対してこれまで強い感情を抱いてきた方がいることを把握しています。

スカルマーチャントと対戦するのは楽しくない、そのスキル構成は複雑すぎるといった意見も多く、その結果、殺人鬼側ではスカルマーチャントを試すことがためらわれ、生存者側では詳しく下調べしない限り対策を講じるのが難しいと感じられています。

スカルマーチャントのリワークにおける私たちの目標は次のとおりです。

  1. 殺人鬼(スカルマーチャント)と対戦相手の双方が楽しくプレイできるようバランスを調整すること。
  2. 情報の活用を重視したベースキットを維持しながら、殺人鬼と生存者の双方が情報を直感的に把握できるようにすること。
  3. プレイヤーのアクションをあまり必要としない受け身型の特殊能力から脱却し、よりアクティブなプレイスタイルを採用するとともに、面白い方法で彼女の特殊能力を補うこと。

2つ目と3つ目の点はスカルマーチャントを長年愛用してきた皆さんにとっては特に聞き辛いことかもしれないので、この変更に関して私たちのビジョンを明確にすることが重要だと考えています。私たちが思い描くスカルマーチャントはこれまでとは異なる能力を持つことになりますが、それはこれまで以上に刺激的で新鮮な方法で生存者を苦しめられる殺人鬼になることでしょう。

ドローン2.0

スカルマーチャントはステルスドローン(5台まで保持可能)を設置でき、設置されたステルスドローンは周辺をスキャンして情報をスカルマーチャントに返します。ドローンは短い起動時間のあと、わずかな音と視覚的表示でスキャンエリアを示します。ドローンは回転する2つの検出ゾーンをスキャンし、そのゾーンに入った生存者がレーダーに表示されます。

リワークで重要になるのは、ドローンの回転速度をわずかに遅くし、検出ゾーンがはっきりと見えないように長いスキャンラインを削除して最低限の表示に置き換えることです。これにより、検出ゾーンの回転方向は確認できても、検出ゾーン自体は見えなくなります。生存者は周辺がアクティブにスキャンされていることを認識して、より慎重に移動する必要が出てきます。

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スキャンラインで検出ゾーンが示されることを好むプレイヤーもいますが、スキャンラインは目立ちすぎ、マップの外観や雰囲気を損なうこともありました。そのため、ドローンのスキャンが空間を圧迫したり、『Dead by Daylight』の世界観に矛盾した違和感を与えたりすることなく、生存者が脅威を把握するのに十分な情報(回転する、わずかな検出ゾーン)を提供することで、バランスを調整することを目指します。

ドローンの操作

ステルスドローンがアクティブになってから短時間が経つと、スカルマーチャントはドローンを遠隔操作することを選択できます。ドローンを遠隔操作する間、スカルマーチャントは探知不可となり、操作しているドローンが主な脅威となります。遠隔操作中のステルスドローンは、彼女の基本移動速度よりもわずかに速く移動し、操作中は新たな資源の「電力」(ドローンごとにカウントされる電力)を消費します。

操作中のドローンは、停滞中は電力をゆっくりと消費し、移動中は電力を少し多く消費します。スカルマーチャントは、この電力を一気に消費して「ドローン突進」を発動することもできます。ドローンは充電された電力を使って、充電時間に応じた速度で前方に突進します。

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つまり、ステルスドローンがドカーンとぶつかります

ドローン突進で生存者にドローンが命中すると、生存者は1段階負傷します。また、ドローン突進が生存者か障害物に当たるとドローンは破壊され、スカルマーチャントに操作が戻ります。

新しいステルスドローンではプレイヤーに馴染みのあるゲームプレイ(ドローンを使用した情報収集)を維持しながら、独特なスキル(ドローンの移動、ドローン突進による攻撃)を取り入れたいと考えています。スカルマーチャントにとってテクノロジーを活用して獲物を狩ることはアイデンティティの中核をなすものなので、ゲームプレイにそれを反映させることが重要となります。

一方、ドローンに関連付けられていた効果の多く(妨害、迅速、ロックオン、クロートラップ)は削除されます。これにより、ドローンの複雑な効果に色々と細かく対応するゲームプレイが省かれ、ドローンが使用された際に殺人鬼と生存者の両方にその効果が即座に明確になります。ドローンは基本的に、動いていなときは周辺をスキャンしていて、動いているときは衝突する危険性があると判断できます。

ドローンのハッキング

ドローンの仕組みと同様にドローンのハッキングにおいても、そのリスクと報酬が大きくなります。生存者は以前と同じようにドローンに近づいてボタンを押すことでドローンを無効にできます。さらに生存者はドローンを無効にするとスカルマーチャントのオーラが可視でき、役立つ情報を得られます。逆にハッキングに失敗すると殺人鬼の本能により居場所が明らかになり、しばらくハッキングができなくなります。

上記の変更により、ハッキングの緊迫感をより一層高め、スカルマーチャントに対抗する明確な手段を生存者に提供したいと考えています。生存者はハッキングによって前よりも有益な情報が得られますが、自分の位置が明らかになる危険性も大きくなります。こういった貴重な情報の入手が勝負を左右するので、プレイヤーがハッキングの効果を簡単に把握できるものにしたいと考えています。

だるまさんがころんだ

スカルマーチャントにはドローンに加えて、レーダーと連携する別の能力が取り入れられます。能力の名前はまだ未定ですが、とりあえず「グローバル検出能力」と呼ぶことにしましょう。この能力がチャージされて発動すると、すべての生存者に対して警告が通知されます。その後しばらくの間、走っている生存者がスカルマーチャントのレーダーに表示されます。この際、生存者はしゃがんだり、じっと立ったり、ロッカーに隠れたりすることでレーダーに検出されるのを回避できます。この情報は、マップ上に配置したステルスドローンから得られる情報に加えて、生存者の動きを監視するのに役立つでしょう。

他の変更点と同様に、ここでもスカルマーチャントと対峙したときに何が起こっているのかを生存者が明確に把握できるようにしたいと考えています。スカルマーチャントの以前の能力では重複したタイマーやステータス効果によって状況が不明瞭になることがよくありましたが、この能力を「だるまさんがころんだ」のように簡素化することで簡単に認識できる脅威を発生させ、殺人鬼は明確な利点を得られ、生存者は明確な手段でその脅威に対処できます。

リワークの時期

スカルマーチャントのリワークに関しては現在スケジュールを検討中ですが、只今ゲームの品質向上を優先しているため、このリワークに取り組むのはかなり先になると思われます。スケジュールが決まり次第、デザインプレビューの続報でお知らせします。

ふーっ、盛りだくさんの内容でしたね!このリワークについて皆さんはどう思いますか?ぜひ皆さんの声をお聞かせください!次のリンクからアンケートに答えることで、皆さんのご意見を共有できます。

https://dbd.game/4hDbTa0

それでは霧の中でお会いしましょう!

The Dead by Daylight team

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Comments

  • DbD開発チーム
    DbD開発チーム Community Manager Posts: 136

    2週間前に共有したデザインプレビューで、スカルマーチャントのリワーク内容の候補をお知らせしました。皆さんの議論とアンケート回答のお陰で、この内容がどのように感じられたか深く読み取ることができました!

    アンケート結果を見ると、51%の方が変更点に満足しており、24%の方が中立的な意見をお持ちでした。スタートラインとしては悪くありません!これにより方向性は正しいことはわかりましたが、一方改善の余地もあることがわかりました。まず、皆様に言及された興味深い点を見てみましょう。

    • ドローンについて非常に好意的な意見が寄せられました!最も多くポジティブな意見が寄せられたシステムの2つは、ドローンを操作できることとドローン突進でした。
    • ドローンをハッキングするシステムについても好意的な意見が寄せられましたが、殺人鬼の位置が表示されることにより、このアクションの価値が生存者寄り過ぎるのではないかという懸念もいただきました。
    • グローバル検出能力も大きな関心をいただきましたが、実質的な価値がクリアではありませんでした。

    これらの点を検討材料としたいと思います!

    次はどうしましょう?皆さんのご意見とともに、このリワークをワークショップに戻して調整を行います。数週間のうちにプレビューを更新し、また皆さんにお知らせします。私たちが特に着目している点は以下の通りです。

    • スカルマーチャントの、ハイテクな道具を使って綿密に獲物を追い詰める狡猾な殺人鬼というアイデンティティに集中すること
    • キャンプや這いずり放置、発電機3台固めなどの戦法を推進しないような形で、ドローンを通じて得られる広い視野を活用できるようマップ全体へのプレッシャーを調整すること


    霧の中でお会いしましょう!

    The Dead by Daylight team