開発チームアップデート | 2022年1月 ≪後編≫
また会いましたね!三が日が終わって正月気分も抜けてきましたか?開発チームアップデートの後編は、皆さんに今年の目標『もっと読書をする』の最初の課題をご提供します。もし前編を見逃しちゃった人はこちらからどうぞ。
前編と同じように、次回アップデートで実装予定のものは【次回】、将来的に実装予定の内容は【将来】と記載しています。【将来】となっているものは、皆さんには早めにお知らせしますがゲーム内に登場するのはしばらく時間がかかるでしょう。【次回】の内容は次回チャプター間アップデートで登場予定です。それでは行ってみましょう!
忙しい人向けのまとめ
まだ寝正月気分が抜けてない人向けに、今回も内容の簡単なまとめを用意しました。気になった項目があったら各段落をチェックしてください!
- 【次回】ハラスメント目的での悪用を防止するため、カニバルが取得できるサバイバーマスク4種を削除します。チャプター間アップデート配信までにカニバルをプレイしたことがある人にはイリデスントシャードをお送りします。
- 【次回】グレードリセット報酬を増やします。2月13日のリセットから変更します。
- 【次回】一部殺人鬼のアドオンにゲームバランス調整を行います。
- 【次回】複数のパークにゲームバランス調整を行います。
【次回】殺人鬼カニバルのサバイバーマスクについて
楽しいことをお話しする前に、真面目な話をします。
知らない人もいるかもしれませんが、レザーフェイス―殺人鬼カニバルは、初期生存者4人を各25回処刑すると、その生存者の顔のマスクを取得することができます。
しかしこれらのマスクが悪用され、特定の人を狙ったハラスメントが行われているという報告をいただきました。このような使われ方をすることは落胆の極みであり、そのような行為は一切許されるものではありません。私たちは、これらのマスクがゲーム内で他者へのヘイトを拡散するための道具として使われている状況を望みません。そのため、次回チャプター間アップデートでカニバルのサバイバーマスク4種を削除します。
補償として、チャプター間アップデート配信までにカニバルをプレイしたことがある人全員に6,000イリデスントシャードをお送りします。
私たちは、ヘイトを目的として行われる活動を一切容認しません。プレイヤーの皆さんを守るため、今後も必要な対策を講じていきます。
【次回】グレードリセット報酬の見直しについて
数ヶ月前、ランクをグレードに変更し、1ヶ月でどこまで上れたかによって変動する報酬を実装しました。現在のところ、殺人鬼・生存者それぞれ最大25万BPとなっています。
実装後、皆さんが毎月どこまで上っているか、そこまでに何マッチかかっているかを測定してきました。現在の報酬は皆さんの努力に見合ってないように思いますので、次のシーズン、つまり2月13日のグレードリセットから報酬を増やすことにします。今は最終的な報酬量を決めている最中なので確定次第お知らせします。今よりは多くするのでご安心ください!
【次回】殺人鬼アドオンの変更について
前回のチャプター間アップデートで色々なアドオンにバランス調整を加えました。皆さんの反応が大変好評だったため、今後も定期的にこのようなアドオンへの調整を行っていきたいと願っています。以下のリストの中にないアドオンでも調整の対象になっていない訳ではないということをご理解ください。では、今回変更を行うアドオンをご紹介します。
殺人鬼ブライト
- アドレナリンの小瓶: 突進中の旋回速度ペナルティを0.8度/秒→0.5度/秒に変更します。
殺人鬼カニバル
- キャブレター調整ガイド: 掃討チェーンソーの移動速度ペナルティを4%→2%に変更します。
- デプスゲージ: 掃討チェーンソーの移動速度ペナルティを4%→2%に変更します。
- 玉虫色の刃: 癇癪の最大時間を8秒→5秒に変更します。
- 長いガイドバー: 癇癪を起こすまでの時間を1秒→2秒に変更します。
殺人鬼クラウン
- 溶剤の器: 活性化の時間増加効果を1秒→2秒に変更します。
- コマドリの羽根: クールダウン減少効果を30%→40%に変更します。
- ブリーチのフラスコ: 妨害のペナルティ増加効果を5%→4%に変更します。
- 赤毛の小指: ボトルの所持数が2個減少する効果を追加します。
殺人鬼ピッグ
- アマンダへの手紙: 逆トラバサミの所持数減少効果を3個→2個に変更します。
- 遺言: 奇襲攻撃のチャージ時間増加効果を66%→33%に変更します。
殺人鬼ツインズ
- 玉虫色のペンダント: 無防備状態の効果時間を30秒→45秒に変更します。
- 乳歯: 目眩まし状態の効果時間を15秒→30秒に変更します。
- マドレーヌのスカーフ: ヴィクトルの移動速度上昇効果を0.4m/秒→0.3m/秒に変更します。
- おもちゃの剣: 飛び付きのチャージ時間減少効果を0.25秒→0.2秒に変更します。
- 硬くなったパン: 飛び付きのクールダウン減少効果を0.5秒→0.4秒に変更します。
殺人鬼ネメシス
- 玉虫色のアンブレラ記章: 無防備状態の効果時間を30秒→60秒に変更します。
- 粉砕されたS.T.A.R.S.の記章: ゾンビの移動速度上昇効果を100%→150%に変更します。
- マービンの血: 変異度の上昇効果を33%→25%に変更します。
- ミハイルの眼: ゾンビの移動速度上昇効果を50%→35%に変更します。
殺人鬼ハントレス
- 木製の狐: 探知不可の効果時間を15秒→30秒に変更します。
殺人鬼鬼
- 玉虫色の家紋: 生存者が叫び声をあげる効果範囲を12m→24mに変更します。
【次回】パークの変更について
パークの変更点がズラリと並んでなかったら開発チームアップデートじゃないですよね。今回のチャプター間アップデートで変更されるパークをご紹介します!
リメンバー・ミー
“リメンバー・ミー”はポテンシャルを秘めていますが、通常攻撃しかカウントされないという制約が一部の殺人鬼で使いづらくしていました。なので、やめます。オブセッションがダメージを受けたとき、理由を問わずトークンを得られるように変更します。
変速機
“変速機”は効果に対し発動条件が厳しすぎました。そこで軽めのリワークを行います。
理由を問わず生存者がダメージを受けたとき、“変速機”が発動する。次に生存者が発電機を修理中にスキルチェック:グレイトを行うとその生存者のオーラが6/8/10秒表示され、“変速機”が無効化される。
これにより特殊攻撃に依存する殺人鬼でより魅力的になるだけではなく、発動しやすくなり、より細かい情報が得られるようになります。
とどめの一撃
“とどめの一撃”は色々ありました。当初は強すぎたため弱体化しましたが、現在はちょっと弱すぎだと考えています。そのため突進攻撃の距離延長効果を40/50/60%→70/75/80%に変更します。同時にパークのティア間の効果差も少なくなっています。
隠密の追跡
“隠密の追跡”はニッチな構成で活用され、実験的な戦法の立役者になってきました。ただ、オブセッションが死亡するとトークンが無くなってしまう効果により、ひとたびオブセッションが死ぬとマッチの残りはパーク枠ひとつ分の効果が無くなってしまっていました。そのためこの条件は削除し、オブセッションが死亡しても効果が失われないように変更します。
死人のスイッチ
オブセッションを吊らないと発動しないことにより、“死人のスイッチ”の効果は安定せず、マッチ中に発動できる回数自体も大きく制限されてしまっていました。なので…やめちゃいます!誰であろうと生存者がフックに吊られたときは“死人のスイッチ”が発動するようにします。
ボイルオーバー
もがきの増加効果を25/50/75%→50/75/100%に変更します。また、近くのフックのオーラを見えなくする効果の範囲を10/12/14m→16/16/16mに変更します。さらに新効果を追加します。もしあなたを持ち上げている殺人鬼が高所から飛び降りたら、もがきゲージが即25%増加するようになります。
目を覚ませ!
前述の“リメンバー・ミー”の変更とセットで、“目を覚ませ!”も見直すのが妥当と考えました。ゲートを開く速度が上昇する効果を5/10/15%→15/20/25%に変更します。これにより“リメンバー・ミー”への対抗手段となるだけではなく、活躍できる場面が増えるでしょう。
ディストーション
生存者のオーラを表示する手段が色々登場したため、トークンがあっという間になくなってしまいますよね。そのため、トークンの所持数を3個→4個に変更します。
勢力争い
このパークが登場したとき手に負えなくならないよう効果は低めに設定していましたが、登場後の様子を見た結果、発動条件を引き下げても問題ないと考えました。“勢力争い”は、もがきゲージが35/30/25%→25/20/15%に達したとき発動できるようにします。少し戦略を練れば決めやすくなるでしょう。
ベルトを締めろ!
ちょっとした調整です。瀕死の生存者を治療後、殺人鬼のオーラが見える時間を4/5/6秒間→6/8/10秒間に変更します。
これで開発チームアップデートはおしまいです。明日Steam版で開始するパブリックテストビルド (PTB)、そしてその後のチャプター間アップデートに向けて準備万端ですね!PTBに参加する皆さんは今回の変更点がどうだったか教えてください。楽しみにしています。
The Dead by Daylight team