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(11/16更新) 開発者アップデート | 2019年11月号

Donnary21st_BHVR
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edited January 2022 in ニュース

今後の変更予定や取り組んでいる問題についてお話しする開発者アップデートの11月号にようこそ。いつも通り、継続中のトピックを振り返ってから今後のアップデートについてお話しします。

専用サーバー

1ヶ月と少しの間専用サーバーがPC版で有効になっています。今回のテスト中、なぜ専用サーバーが有効になったままなんの続報もないのかというご質問をいただきました。この機会に今回のテストについてもう少し詳しくお話しします。

まず最初に、専用サーバーが有効であり続けている理由は、ゲームにアップデートを配信することなくシステム上の変更を加えることができるからです。これには接続品質の許容範囲やマッチメイキングの様々なシステム変更が含まれます。専用サーバーにより、プレイヤー全員に繰り返しアップデートを強制的に配信する必要なく色々な変更内容をテストすることができています。

専用サーバーを有効にし続けることはより多くのフィードバックを集めることができるという側面もあります。私たちは、専用サーバーを完全にローンチする前に可能な限り多くの問題を取り除くべく尽力しています。例えばシェイプやゴーストフェイスの凝視に関する不具合のような、最も早期修正が望まれていた不具合のいくつかは3.3.2アップデートで修正しました。これまでにいただいた皆さんの不具合報告を踏まえ、現在いくつかの殺人鬼の能力やパーク (例: デッド・ハード)、インタラクト (例: パレットや発電機破壊) について確認中です。

最後に、今回のテストは今後実装予定のマッチ退出・切断管理システムの内部テストを行う機会でもあります。このシステムでは退出や切断を過度に繰り返すプレイヤーをより適切に処罰することができます。私たちはこのシステムで退出や切断をしていないプレイヤーが誤ってタイムアウトされないよう退出や切断が正確に測定されていることを確認する必要があり、そのためには専用サーバーを有効にし続ける必要があるのです。このシステムについてご存知ない方は過去の開発者アップデートをご覧ください。https://forum.deadbydaylight.com/ja/discussion/73985

アーカイブ

先日の中間チャプターアップデートで全く新しい新要素アーカイブをリリースしました。皆さんがアーカイブを歓迎してくれていることに喜びつつ、フィードバックにも気を配っています。今回は皆さんからよくいただいているリフトと学術書に関わるフィードバックについてお話ししたいと思います。

学術書についてのよくある話題のひとつに、難易度があります。今回の学術書のレベル1にあるチャレンジはかなり簡単であり、大抵1マッチだけで完了すると思います。これは意図的なもので、皆さんにアーカイブの仕組みを理解してもらうための入門編のようなものとなるように用意しました。

同時に、ある不具合により、一部の人は学術書のレベル4を見ることができたかもしれません。学術書のレベルは先に進むにつれだんだん難しくなっていくようになっており、レベル4はレベル1よりも相当難しくなるよう設計されています。この点を念頭に置いた上で、皆さんからのフィードバックを集め、必要に応じて将来の学術書を調整するために今回の学術書のレベル2以降を利用したいと考えています。 

学術書のレベル開放日を以前お知らせしましたが、3.3.0アップデートの配信が予期せず遅れたことにより、レベル開放日のスケジュールも変更しました。新しい予定日 (日本時間) は下記のとおりです。

  • 学術書I: レベル2 – 11月14日 
  • 学術書I: レベル3 – 11月28日 
  • 学術書I: レベル4 – 12月19日

限定スキン配布

チャプター14のリリースと同時に、全PC版および全家庭版のプレイヤー全員に以下の限定スキンを無料配布します。

  • チャックルズ (トラッパー: ウルトラレア)
  • ドウィアード (ドワイト: ウルトラレア)
  • ひげを剃ったジェイク (ジェイク: ウルトラレア)
  • スタッド付きジャケット (ジェイク: ウルトラレア)
  • レトロなウィンドブレーカー (クローデット: ウルトラレア)
  • クローデットのウィークエンドカジュアルシャツ (クローデット: ウルトラレア)
  • 紫のコーデュロイパンツ (クローデット: ウルトラレア)
  • 皮のフードつきパーカー (メグ: ウルトラレア)
  • レトロなスニーカー (メグ: ウルトラレア)
  • BIGな帽子 (エース: ウルトラレア)
  • TPGSの帽子 (エース: ウルトラレア)
  • レーザーベアーズ勝利のポロ (フェン・ミン: ウルトラレア)
  • レーザー勝利のパンツ (フェン・ミン: ウルトラレア)
  • ドンキージャケット (キング: ウルトラレア)
  • 猟犬 (ハントレス: イベント)
  • 野蛮なドンキージャケット (キング: イベント)
  • ガス暴ンベ (ヒルビリー: イベント)
  • 自由の歌姫 (ケイト: イベント)

皆さん全員にこれらのスキンを配布することにしたのはいくつかの理由があります。まず、これらのスキンのうちのほとんどはSteamコードでのみ取得可能であり、家庭用ゲーム機では使用できなかったため、家庭版の皆さんにはスキンを配布することができなかった点があります。この制約のためここ数年は限定スキンの制作を行っていませんでしたが、この方針に従い、皆さん全員が平等に限定スキンを楽しめるようにしたいと考えました。

そして最も重要なのが、これら限定スキンのコードはコード販売業者により法外な値段で転売されていたという点です。さらに架空の出品をすることで詐欺を行っていた人々もいました。これらの行為は私たちが支持するところではなく、詐欺師の被害にあう人が増えていくのを後押しすることはできませんでした。

これらのスキンを全員に配布することによって姑息な転売屋や詐欺師の活動に終止符を打つことができることを望むとともに、Steam以外のPC版や家庭版で遊んでいる人でも限定スキンを楽しんでくれることを願っています。

今後のイベントについて

最近、私たちはゲーム内イベントのやり方を変更しました。この機会に、なぜ手の込んだイベント目標を設定しないのかご説明したいと思います。イベントごとに独自の目標を制作・テストすることはとても時間がかかるため、不具合の修正や新しいコンテンツの制作のための時間を割いてしまうことに繋がります。今後のイベントは、獲得ブラッドポイント増加系 (オファリングやブラッドハント)、アーカイブのチャレンジ、リフトのフリートラックで取得できるイベント専用報酬の設定という様式に専念したいと思います。これによりゲームの健全性維持のためにかける労力を確保できるとともに、私たちはそれが最善だと考えています。

殺人鬼スピリットの変更

今回の開発者アップデートでお話しする最後の内容は、3.4.0アップデートで実装予定の殺人鬼スピリットに対する変更です。スピリットは、たくさんのプレイヤーの皆さんが対峙するときにフラストレーションを覚える殺人鬼として物議を醸していました。さらに、スピリットは私たちの理想よりもはるかに戦績がよいことにも気付きました。これらを考慮し、より平等に感じられるような変更をいくつか行うことにしました。

「山岡の祟り」使用中の接触判定

現在のところ、スピリットは能力を使用中に接触判定が残ったままです。そのため、フェイズウォーク中は生存者を見ることができないものの、透明な何かにぶつかったときはそこに生存者がいることがすぐにわかりました。これはフェイズウォークを解除する前に誰かがいる場所をわかるという点で、テクニックと対抗手段の大部分を奪い不平等さを生むものでした。そのため、スピリットが能力を使用中に生存者と接触する判定を削除しました。

窓枠乗り越えアニメーション

スピリットは殺人鬼視点では窓枠を乗り越えるように見えるものの、生存者視点では窓枠の前で静止してからすり抜けるように見えます。これにより生存者が反応する時間が非常に短くなり、実際に乗り越えているかそのフリをしているだけか運任せに推測するしかありませんでした。今後、スピリットは生存者視点でも窓枠を乗り越えるアニメーションが表示されるようになります。

フェイズウォーク解除後のスピード変化度調整

現在のスピリットはフェイズウォーク解除後も少しの間同じ速度で移動し、その後通常の移動速度である4.4m/秒に戻ります。この点はレイスと同じように、移動速度が突然変わらないよう減速度合いをゆっくりにしました。

アドオンの変更

私たちはスピリットで問題があるアドオンいくつかに対しても変更を加えました。

刀の鍔

  • 山岡の祟り使用後の移動速度上昇時間変更効果を+0.25→0.2秒に変更します。

脇差の鞘 

  • 山岡の祟り使用後の移動速度上昇時間変更効果を+0.5→0.3秒に変更します。

これらのアドオンは、フェイズウォーク解除後に非常に長い距離を素早く移動できるものでした。効果を抑えることで、生存者に追いついて攻撃を命中させるにはより近くでフェイズウォークを解除する必要があります。

厄除けのお守り

  • 山岡の祟りの回復速度上昇効果を削除します。
  • 山岡の祟りの持続時間変更効果を+1→+3.5秒に変更します。
  • 山岡の祟りの移動速度変更効果を+10→-15%に変更します。

このアドオンは交換条件なしで色々な効果を得ることができ、どのようなロードアウトでも有効なものでした。この変更でアドオンに特色を持たせ、持続時間が伸びる代わりに移動速度にペナルティを与えるようにしました。

白のヘアリボン

  • 山岡の祟りのチャージ速度変更効果を+30→+20%に変更します。

血に塗れた髪飾り

  • 山岡の祟りのチャージ速度変更効果を+50→+30%に変更します。

数珠

  • 山岡の祟りが発動中、生存者に聞こえる効果音を無音→マップ全体に変更します。

もっとも物議を醸しているアドオンである数珠は、スピリットの抜け殻から発生する脅威範囲の外で再生されるフェイズウォークの効果音を消し去るものでした。これは生存者にとって警告や反応のチャンスなく、常に発電機で捕まれるリスクを与え続けるものでした。この効果音をマップ全体にすることで、スピリットが近付いてきているか緊張感を与え続けるアドオンに変化しました。これにより、生存者側がリスクを冒して作業を続けるか、安全に逃げるかを選べるようになりました。

これらの変更は3.4.0アップデートで実装予定であり、次回プレイヤーテストビルド (PTB) でテストすることが可能です。


これで開発者アップデートの11月号はおしまいです。皆さんがどう思うか教えてくださいね!


The Dead by Daylight team


11/16: 限定スキン部分の表記を変更しました。スキンの配布は全PC版および全家庭版が対象です。(モバイル版は対象ではありません)

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Comments

  • Donnary21st_BHVR
    Donnary21st_BHVR Community Manager Posts: 1,948

    配布スキンの変更について

    上記で皆さんに配布予定だったたくさんのスキンをお知らせしました。皆さんからのフィードバックを受け、下記のスキンの配布は再検討することにしました。

    • 猟犬 (ハントレス: イベント)
    • 野蛮なドンキージャケット (キング: イベント)
    • ガス暴ンベ (ヒルビリー: イベント)
    • 自由の歌姫 (ケイト: イベント)

    これらのスキンは、皆さんのご指摘通り、過去のゲーム内イベントで皆さんの頑張り次第で取得できたものでした。これらのスキンが作られたときの保存形式ではこれらのスキンの喪失が発生する可能性がありましたが、現在はより安全な保存形式を採用しています。

    先日のアナウンスを行った時点ではこれらのスキンをかつて所持していたプレイヤーを特定することが不可能でした。その後、かつてこれらのスキンを所持していたプレイヤーを特定する手段を発見し、イベント中に取得したものの不幸にもスキンを失くしてしまったプレイヤー全員に大規模に再配布を行えるようになりました。対象の方には近日配布予定です。

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