ニュース | 5.6.0 PTBからの変更点

Ocelot

貞子が井戸から這い出してパブリックテストビルド (PTB) に現れてから1週間が経ちました。その間、貞子がどの程度活躍するか注視していました。そして皆さんのご意見もすべてチェックし、本実装時に行う変更点を考えました。 

もちろんですが、貞子へのバランス調整はこれが最後ではありません。PTBと本実装の間では粗削りな部分を整えることに注力するため、本実装後も貞子が霧の森で落ち着くまで数ヶ月間戦績を注視し、再度の変更が必要か判断したいと思います。 

殺人鬼『怨霊』について 

本実装に向け、貞子の具現化＆幽体化、見え方、呪いシステムの3点を変更します。 

具現化＆幽体化 

まず、貞子の具現化と幽体化の速度を変更します。 

• 具現化にかかる時間を2.5秒→1.5秒に変更します。 
• 幽体化にかかる時間を2.5秒→1.5秒に変更します。  
• 具現化するとき、移動速度の変化がスムーズになるよう変更します。 

これらの変更で貞子をプレイしているときの体感が良くなるでしょう。また、生存者を追っている最中に具現化・幽体化を行うのがより実用的になります。 

見え方 

貞子が幽体化している間、32m以内にいる生存者は貞子の姿が見えたり見えなかったりするようになり、また脅威範囲のBGMではなく“子守唄”が聞こえるようになります。これにより、開けたマップでは貞子が点滅しながら近寄って来るのを簡単に見つけることができました。そこで、以下の変更を加えることにしました。 

• 幽体化中、貞子の姿が見える範囲を32m→24mに変更します。 
• 脅威範囲を32m→24mに変更します。 

引き続き、生存者は貞子が近くにいるときは存在がわかります。しかし察知できるようになる距離はかなり近くなりました。視界が広いマップで貞子の場所を追い続けるのが難しくなるでしょう。 

呪いシステム 

貞子の呪いシステムは、メーターが最大になると生存者を即死させることができます。これに対し、生存者は呪いメーターを低く保つか、瞬殺されるリスクを背負うことになります。私たちは呪いによる即死が頻繁に起こることを想定していませんが、PTBでは少し抑え目すぎるように感じました。そこで、以下の変更を加えます。 

• ビデオテープを挿入したとき呪いメーターが減る量を目盛り4個分→3個分に変更します。 
• ビデオテープを持っているとき、呪いメーターが目盛り1個分増えるのにかかる時間を30秒→25秒に変更します。 
• アドオン“陽一の漁網”: ビデオテープを持っているとき、呪いメーターが増えるのにかかる時間が減る効果を20%→12%に変更しました。 

呪いによる即死の頻度を上げることは必ずしも変更の目的ではありませんが、呪いメーターが貯まるのが早くなり、また減らせる量が少なくなることで、生存者がより慎重に呪いメーターを管理する必要が出てくるでしょう。また、基本能力の調整に伴い“陽一の漁網”の効果も調整しました。 

光線過敏性について 

最後に、貞子のエフェクトに関連した光線過敏性に対する懸念を認識しています。暗いマップ等の一部のケースで、貞子のエフェクトの一部が目に悪く、不快に感じる方がいることがわかったのです。そこで、以下の変更を加えます。 

• 貞子の攻撃時のエフェクトを軽減します。 
• 画面上＆生存者の身体に表示される呪い状態のエフェクトを軽減します。 
• ロビー内での画面エフェクトを軽減します。 
• 貞子が呪いによる殺傷を行うとき、画面の切り替えを改善します。 

これらの変更は視覚上の要素のみで、ゲームバランスには影響しません。 

パーク“父の助言”について 

最後の最後に、陽一のパーク“父の助言”にも本実装時に変更を行います。 

• 効果時間を8/9/10秒→5/6/7秒に変更します。 

このパークの効果は、PTBでは少し長すぎるように感じました。そこで少しだけ時間を短くします。これでもスタンさせた生存者は殺人鬼を振り切るチャンスを掴むだけの適切な時間があるでしょう。 

これらの変更は、すべて『貞子ライジング』チャプターの配信と同時に実装予定です。実装後皆さんがどう感じるか見るのを楽しみにしていますが、今は不気味な井戸と謎のビデオテープに想いを馳せながら貞子の到来をお待ちください。 

 

The Dead by Daylight team