ニュース | 5.7.0アップデート PTBからの変更点
5.7.0アップデートの配信がすぐそこまで迫ってきました。今回の記事では、パブリックテストビルド (PTB) で皆さんからいただいたご意見をもとに変更を加えることにした点を紹介します。先日のマッチメイキングシステムのテストに関する記事でかなりの長文を読ませてしまいましたから、今回は手短に済ませるつもりです。
ゴーストフェイスのつけ回しと発見について
5.7.0アップデートで、ゴーストフェイスのつけ回しと生存者による発見を安定して行えるようにするため技術的な見直しを行います。これにより様々な問題が解消され、つけ回しと発見のいずれも安定性が高まる予定です。しかし、PTBではこの新たな仕様にいくつかの問題があり、最大有効範囲などに違和感を生じる原因となっていました。これは意図したものではなかったため、5.7.0アップデートでは以前と同様になるよう調整します。
出血状態について
PTBでは、出血状態で瀕死となった生存者は、回復ボタンを押し続けない限り回復の進行度が減少していました。これにより、瀕死状態の生存者は瀕死でいる間ずっと回復ボタンを押し続けなければいけないというおかしな状態になり、瀕死の生存者にとって厳しすぎるものとなっていました。回復は治療とは別の行動として扱われていますし、“看護婦の使命”のような治療と紐づいているパークとも関係がない別のインタラクトですので、一貫性を保つため瀕死時は回復進行度が減少する仕様はなくすことにしました。
“ずさんな肉屋”について
“ずさんな肉屋”のパーク説明に、出血頻度が増加する効果を追加しました。この効果自体は削除されたわけではなく、PTBでも効果自体はあったものの、誤って表記だけが消えてしまっていました。
リージョンの能力とアドオンの調整について
検討を重ねた結果、通常攻撃が命中したときに能力ゲージが減少する仕様を削除することにしました。多くの方がこの仕様が必要ないと感じていたように、私たちもそうだと判断し完全になくすことにしました。
アドオンに関しては皆さんから素晴らしいフィードバックをたくさん送っていただきました。その中から、アップデートが配信される前に調整したいと思ったアドオンをいくつか見つけましたので、それらを紹介します。
“フランクのミックステープ” - PTBで調整された“ジュリーのミックステープ”の効果をこのアドオンと合体し、愚連の狂乱中発電機や破壊可能な壁を破壊する速度が上がり、破壊中は能力ゲージの減少が一時停止する効果に変更します。
“ジュリーのミックステープ” - 破壊可能な壁は全てのマップに配置されている訳ではないため、このアドオンの効果にはバラツキがありました。そのためPTBのときの効果は “フランクのミックステープ”に併合し、代わりに、愚連の狂乱を発動中のリージョンがスタンさせられると能力ゲージが全回復する効果に変更します。
“盗まれたスケッチブック” - 通常攻撃が命中したときに能力ゲージが減少する仕様を削除するので、効果を一新する必要がありました。新たな効果では、愚連の狂乱を発動中攻撃が2回以上連続で命中すると、2回目以降に攻撃が当たった生存者は持っているアイテムを落とすようにします。
“刺し傷の研究” - これはアドオンの見直しをした段階で見落としていたアドオンです。これは現状ではあまり使いやすいものとは言えず、現在の効果のまま数値を上げるとあまりよろしくないプレイスタイルを招く可能性があるため、効果を一新することにしました。新たな効果では、愚連の狂乱により発生した深手を自分自身で手当てした生存者のオーラが4秒間表示されるようにします。
“永遠のベストフレンド” - PTB中の効果は、発動に必要なトークンの数が見返りに見合わないと判断しました。そのため、効果発動に必要なトークンの数を30個→15個に減らします。これにより、より安定してこのアドオンの効果を発動できるでしょう。
“エッチングされた定規” - 手当てするのに警戒が緩んだ生存者をより捕まえやすくなるよう、愚連の狂乱を発動中に攻撃が命中した生存者は60秒間忘却状態になる効果に変更します。
この記事で紹介した変更内容は、すべてて4月28日に配信予定の5.7.0アップデートで実装予定です!以前にもお伝えしましたが、このアップデートにはゲームファイルの再構築が含まれまるためアップデートする際はゲームをほぼ完全に再ダウンロードする必要があります。これは将来的にアップデート適用速度を改善するためのものです。今回紹介した変更内容について、感想があればぜひ教えて下さいね!
The Dead by Daylight team