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開発チームアップデート| 2023年4月

Ocelot
Ocelot Member Posts: 63
edited April 2023 in ニュース

『Tools of Torment』チャプター間アップデートのパブリックテストビルド(PTB)を開放してから、約1週間が経ちました。PTBは、もうすぐアップデート配信で実装する変更点を事前にテストし、細かい調整を加えるためのサーバーです。これまでと同様、私たち開発チームは皆さんからの意見を集め、ライブサーバーへの本実装前に改善の余地がある点を特定する作業を行っています。 

本題に入る前に、まずは皆さんにお礼を言わせてください。貴重な時間を割き、建設的で細かなフィードバックを送っていただいて本当にありがとうございました!さて、今回の開発チームアップデートでは、チャプター間アップデートで実装するバランス調整のうち、PTBからの変更点について紹介しますよ。 

 治療 

前回の開発チームアップデートでお伝えした内容の中でも、特に注目を集めたものの1つが治療に関する変更でした。PTBでは、治療にかかる時間をデフォルトで16秒→24秒に変更し、医療キットにもいくつかの調整を加えました。治療のようにゲームの基礎となる部分に変更を加えるには細心の注意が必要ですから、この変更がゲームにどんな影響を与えるか、いつもより念入りに注視を続けました。 

皆さんからいただいた意見を見てみると、多くのプレイヤーが他者への治療速度については変更前がちょうど良かったと感じていたようです。治療速度を変えたことによって、連鎖的に出血や重症のようなステータス効果もより強力になったため、いわゆる「瀕死放置」(生存者を瀕死状態のままにして吊らないでおくこと)をする戦略がより効果的になってしまいました。 

これを受け、デフォルトの治療にかかる時間を元の16秒に戻すことにします。 

一方で、医療キットに加えた変更については多くの方から支持をいただきました。医療キットを使えば、生存者は1回のマッチに複数回好きなタイミングで自己回復することができ、その間仲間は発電機の修理に専念することができます。そこで、治療に関するバランス調整の焦点を医療キットに移し、いくつか追加で変更を加えることにしました。 

まず初めに、全ての医療キットのチャージ数は24のまま変わりません(PTBと同様)。 

次に、全ての医療キットで他者を治療する速度の上昇量を増加させます。具体的な変更は以下の通りです: 

  • “携帯用医療キット”: 他者を治療する速度を20%→35%に変更します。 
  • “救急箱”: 他者を治療する速度の上昇を25%→40%に変更します。  
  • “非常用医療キット”:  他者を治療する速度の上昇を30%→45%に変更します。  
  • “救助隊用医療キット” 他者を治療する速度の上昇を35%→50%に変更します。 

3つ目に、全ての医療キットで、自己回復時の速度と使用効率に33%のペナルティを追加します。これにより、医療キットを自己回復に使うことができる回数が減り、時間もより長くかかるようになります。つまり、医療キット単体でアドオンなども使用していない場合、1度の回復に24秒かかることになります。 

まとめると、これらの変更により医療キットは自己回復に使うとこれまでよりも効果が落ちますが、その代わりに他者の回復に使えばより強力になります(これでもまだ多くの方は自己回復に使うと思いますが、選択肢は増えたはずです!) 

そして最後に、医療キット用のアドオンにも調整を加えることにしたので、その内容を紹介します: 

  • “ゴム製手袋” 
    • 新効果: スキルチェック:グレイトの成功範囲を10%増加する。 
  • “バタフライテープ”: 治療速度の上昇を3%→5%に変更します。 
  • “スポンジ” 
    • 新効果: スキルチェック:グレイトの成功範囲を20%増加する。 
  • “針と糸” 
    • スキルチェックでグレイトを出した際に追加される治療進行度が5%増加する効果を追加します。 
    • スキルチェックでグレイトを出すと100%の追加ブラッドポイントを獲得する効果を削除します。 
  • “外科用縫合糸” 
    • スキルチェックでグレイトを出した際に追加される治療進行度が10%増加する効果を追加します。 
  • “医療用ハサミ”: 治療速度の上昇を12%→10%に変更します。 
    • スキルチェックでグレイトを出すと150%の追加ブラッドポイントを獲得する効果を削除します。 
  • “止血用注射器”: このアドオンの効果自体に変更はありませんが、医療キットを自己回復に使用した際のペナルティの影響を受け、治療速度は下がることになります(デフォルトでは回復するのに24秒かかります)。 
  • “ジェルのパッド” 
    • 医療キットへのチャージ数の追加を14→16に変更します。 
    • レアリティをレア→ウルトラレアに変更します。 
  • “腹部用パッド” 
    • 治療速度の上昇を20%→15%に変更します。 
    • レアリティをレア→ベリーレアに変更します。 

今回の変更で、医療キットを自分に使ったときの効果が控えめになることにより、仲間の治療に使うという選択肢がより魅力的になることを願っています。 

ヒルビリー 

本PTBでは、ヒルビリーにはオーバーヒートの仕組みをこれまでより控えめにし、マッチへの貢献度で上位2つのアドオンに調整を加え、テストを行ってきました。オーバーヒートの変更により、自由度の制限に改善が見られたものの、ヒルビリーに関するフィードバックの多くはアドオン“破滅の彫刻”と“死の彫刻”の変更について不安視するものでした。今回のテストで、これら2つのアドオンはヒルビリーが能力を使いやすい状況の幅を広げていたことを再確認しました。オーバーヒートの効果軽減が彫刻アドオンの変更に見劣りし、全体的に見て弱体化してしまったと感じる原因となりました。 

そこで、ライブサーバーへの実装時はアドオン“破滅の彫刻”と“死の彫刻”の効果をPTBよりも前のものに戻すことにします。 

オーバーヒートへの変更はそのままにしますので、以前よりも自由度が高く、ヒルビリーの使い勝手が良くなるはずです。 

 パークのバランス調整 

今回のPTBでは、特に使用頻度が高いものも含め、殺人鬼と生存者両方のパークにバランス調整を加えました。強力なパークの効果を弱めるときには、一定の論争が生まれることは想定しています。しかし、その中でもいくつかのパークに関して非常に説得力のある議論が見て取れましたので、ライブサーバーへの本実装前に更なる微調整を加えることにしました。 

 “デッド・ハード” 

我慢ステータスの持続時間を減らしてしまうと、このパークの使用が難しくなりすぎてしまうので、安全にフックから救助をしないとパークが使えなくすることで、マッチ内での使用回数に制限をかけることにしました。これにより、使用回数に制限をかけることには成功しましたが(最初のチェイスでデッド・ハードが使われることもなくなりました)、殺人鬼が救助された生存者を狙いやすくなるという指摘もいただきました。これはもっともな指摘で、救助をした生存者はデッド・ハードが使える状態になっているかもしれませんが、救助をされた側は確実に使うことができません。 

ライブサーバーへの本実装時には、デッド・ハードの有効化条件を自分がフックから救助されるか、自力でフックから抜け出すかに変更します。これにより、救助された生存者が殺人鬼に狙われにくくなるでしょう。 

 

“悶絶のフック:共鳴する苦痛” 

PTBでは、“悶絶のフック:共鳴する苦痛”は各生存者を最初にフックに吊った時のみ発動するように変更をしました。これは1回のマッチでこのパークの効果が発動する回数を減らすためのもので、特に1人以上の生存者が処刑されていることが多い終盤を狙い撃ちしたものでした。狙い通りの結果は達成した一方で、他の発電機の進行度を減退させるパークに比べると効果がかなり見劣りするとの意見を多くいただきました。 

1回のマッチにつき4回しかパークの効果を発動できないこと、違う生存者を狙わないといけないことを考慮し、これらの課題に挑むことを選んだ殺人鬼がより報われるように変更することにしました。 

ライブサーバーへの本実装時、“悶絶のフック:共鳴する苦痛”により失われる進行度を11/13/15%→15/20/25%に変更します。 

この変更により、救助されたばかりの生存者を狙いづらくしつつも、使いがいのあるパークになることを願っています。 

 

“恵み:癒しの輪” 

効果範囲内で医療キットを持っていない生存者が自己回復できないようなったため、このパークは微妙な立ち位置に追いやられました。他の生存者を治療する速度が上がる効果が追加されたものの、これがもたらす効果を紐解くとその恩恵は微々たるものでした。50%の治療速度上昇は、治療にかかる時間を5秒短縮することができますが、パークの効果範囲内まで移動するのにそれ以上の時間がかかることの方が多いのです。 

これを踏まえ、“恵み:癒しの輪”で上昇する治療速度を40/45/50%→50/75/100%に変更します。 

これにより、恵みの範囲内まで移動することがどのような状況においても最適とはなりませんが、近くにある時の影響力は以前より高まるでしょう。 

 オートヘイヴン・レッカーズのバランス調整 

最後にお話しするのは“オートヘイヴン・レッカーズ”のバランス調整についてです!前回紹介した内容に加え、もう1つ変更を加えることになりました。しばらく前、オートヘイヴン・レッカーズにはいくつかの地形を追加しました。そのうちの1つは窓枠とパレットに焦点を当てたものでしたが、あまり安全とは言えない地形になっていました。この地形にバランス調整を加えましたが、残念ながらPTBへの実装には間に合いませんでした。ライブサーバーへは実装される予定ですよ!こんな感じです。 

これにて今回の開発チームアップデートはお終いです!今回のPTBに参加いただき、建設的な意見をいただいた皆さんにもう一度感謝を伝えさせてください。本当にありがとうございました!アップデートが配信された後も、全てが快適に進むよう注視を続けるつもりです。 

それではまた次回…   

  

The Dead by Daylight team 

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