開発チームアップデート | 2023年6月
Dead by Daylightに新チャプター『End Transmission』が登場してから、約1週間が経ちました。リリース以降、私たちは皆さんの意見に注意深く目を通しており、既に次のアップデートと共に実装されるバランス調整をいくつか用意しています。
今回の記事では、これらの調整項目を、調整を加える理由と共に1つ1つ説明します。
まず初めに、特に多く寄せられた意見を見ていきましょう:
- シンギュラリティのバイオポッドを無効化される頻度が高く、能力を使うことが難しくなっている。
- 生存者がEMPを所持していることが、シンギュラリティの能力に対する防衛手段として優秀すぎるため、追跡されている際中であっても素早く簡単にスリップストリームを破壊できてしまう。
1つ目に関しては、パブリックテストビルド(PTB)からライブサーバーへの実装時に、サプライケースを減らし、EMPをプリントするまでにかかる時間を増やす調整を加えました。EMPの入手をあまりにも困難にしてしまうと、シンギュラリティへの対抗手段がなくなってしまうという逆の問題が生じかねないため、慎重に調整する必要がありました。実装から1週間経ち、このバランス調整の結果がどのような影響を及ぼしているのかを確認できたため、EMPの入手可能頻度を更に下げても良いだろうという判断に至りました。そこで、以下の変更を加えます:
- マップ内に設置されるサプライケースの数を5個→4個に変更します。
- EMPの生成にかかる時間を90秒→100秒に変更します。
- バイオポッドが無効化される時間を60秒→45秒に変更します。
これらの変更により、EMPを事前に準備されにくくなり、バイオポッドが無効化されている時間もより短くなります。生存者は、大事な場面でEMPを使うことでシンギュラリティの能力から身を守ることはできますが、無駄遣いをしないように戦略的な使い方をしたくなることでしょう。
2つ目に関してですが、私たちは生存者が常にEMPを携帯し、追跡中に時空スリップストリームを破壊する目的のみで使用するという戦略が発達しつつあることに気が付きました。この戦略によって得られる選択肢は好ましいと思うものの、EMPを所持している生存者を追跡することが少しつまらなくなりかねません。EMPを使われるまで能力が妨害されている状態ですからね。この戦略が今よりもリスクのあるものにするため、以下の変更を加えます:
- EMPのチャージにかかる時間を2秒→2.5秒に変更します。
- 新効果: EMPをチャージ中、移動速度が10%低下します。
これらの変更により、追跡中に使うためにEMPを取っておくことがこれまでよりも危険になります。スリップストリームを破壊している間に、これまでより早く殺人鬼に追いつかれることになりますし、攻撃を当てられる可能性もあります。身を守る目的でEMPを使うときは、最適なタイミングで使えるように前もって計画を立てておきたくなるでしょう。
今回の記事で紹介した変更は、間もなく配信される7.0.1 アップデートで実装されます。アップデートが配信されたときに、もっと情報を得られるよう私たちのTwitter等をチェックしていてくださいね!いつも通り、今回のバランス調整がどのような影響を及ぼすのか注視を続けるつもりです。皆さんがどう思ったかもぜひ聞かせてくださいね!
それではまた次回…
The Dead by Daylight team