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開発チームアップデート | 2023年7月

Ocelot
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edited July 2023 in ニュース

夏が到来し、エンティティの領域もますますヒートアップ。待望の超スペシャルゲストが登場し、お馴染みのサマーイベントが戻ってくるだけでも、次のアップデートは盛りだくさんの内容だと言えるでしょう。しかし、それだけではありません。他にもエキサイティングな機能やゲームバランス調整が導入される予定です。それでは早速、1つ1つ紹介しますね。

生存者切断時BOT

誰でも見捨てられたくないもので、フックに吊るされている時ならなおさらです。もちろん接続の切断は時には避けられないものです。また、切断に対するペナルティにはプレイヤーが意図的に儀式を去るのを防ぐ効果はありますが、実際に仲間が早い段階で抜けた際に、その穴を埋めることはできません。私たちのリサーチによると(予想したとおり)儀式から生存者が一人でも抜けると、脱出できる可能性が大幅に低下することが分かりました。驚くべき結果ではないですよね…?

そこで、ドワイトなど他の生存者に扮したBOTに出てきてもらうことにしました。今後は、生存者の接続が切断された場合、AI BOTがその生存者に取って代わります。その際、儀式の参加者全員にBOTが参加したことの通知があります。一方、接続が切断された生存者はこれまでと同じように処理され、接続の切断に対するペナルティを受け、その時点までに貯まったブラッドポイントを失います。

私たちは昨年カスタムゲームに生存者のAI BOTを導入して以来、AI BOTを改善することに力を入れてきました。BOTは実際のプレイヤーとプレイする状況を完全に再現することはできませんが、発電機の修理を手伝ったり、仲間の生存者を救ったり、殺人鬼の気を引いたりすることで、必要な場面で力を貸すことはできます。私たちは最近のアップデートでそうしてきたように、今回導入される生存者BOTの機能も引き続き改善していく予定です。

ご報告に対する対応

ゲーム中に他のプレイヤーがゲーム上の規則に違反する行動があった場合は、それをご報告いただくことをお勧めします。しかしながら、報告した件に対する処置に関して全く通知がない状態では、引き続き報告する気が起きないことも理解できます。

そのため、「ご報告に対する対応」を通知する機能を導入することになりました。次回のアップデートにより、ゲームにログインした際、ご報告いただいた件がアカウント停止につながった場合にポップアップ画面が表示されるようになります。

このメッセージでは、ご報告いただいた内容と日付、およびプレイヤーのアカウントが停止された日付と理由(スポーツマンシップに反する行為、不具合の悪用、嫌がらせ、ハラスメント)が確認できます。なお、同じプレイヤーに関してアカウントの停止と停止解除が複数回行われた場合、報告者に通知があるのは1つの報告当たり1回のみとなります。

この機能により、ゲーム上の規則に反した行動を報告することがより一層意味があり、やる価値のある作業だと実感していただけることを期待しています。安全で楽しいゲーム環境を維持することに常日頃からご協力いただいている皆さんに改めて感謝いたします!

怨霊

1年ほど前、ゲーム内で初めて貞子がテレビから這い出してきて、私たちの心の中(そしてエンティティの領域)に入り込みました。その後、数々の面白いプレイスタイルが登場してきました。そしてこの度、怨霊をこれまで以上に恐ろしい殺人鬼とするため、いくつかの変更が導入されます。

念写

怨霊は幽体化している間、マップ上にある電源のついたテレビに念写することができます。その過程で、テレビの近くにいる生存者に呪いの進行度が付加されます。この仕組みには、以下の様に大幅な変更が加えられました。

·  テレビへの念写が、呪われたビデオテープを持っていない生存者全員に¾スタックの呪いを付加します(変更前:付近の生存者に1スタックを付加)。

·  怨霊が念写した後にテレビが無効となる時間を100秒→70秒に変更します。これはアドオンによってさらに短縮可能です。

·  生存者が呪われたビデオテープを取った後にテレビが無効となる時間を60秒→90秒に変更します。

·    念写に15秒のクールダウンが追加されます。念写が呪いの効果を与えるのに範囲の制限がなくたったため、その頻度に制限を導入しました。

以上の複数の変更を導入することにより、怨霊の特殊能力を使いながら、よりスムーズに呪いを広められるようになります。

呪われたビデオテープ

呪われたビデオテープの危険度も高くなります。呪われたビデオテープを持っていると怨霊がテレポートした際に呪いが付加されるのを防げますが、以下を含むリスクもあります。

·  ビデオテープを持っている生存者が通常攻撃を受けると、その生存者に1スタックの呪いが付加されます。

· ビデオテープを持っている生存者がフックに吊るされると、生存者全員に1タックの呪いが付加され、ビデオテープが破壊されます。

· ビデオテープを持っていても、呪いが徐々に付加されることはなくなります。

·  ビデオテープは取り出したテレビ以外のテレビなら、どれにでも置くことができるようになります。

今後は呪われたビデオテープの回収は、より戦略的に行わなければなりません。ビデオテープを持っていることである程度の保護が得られますが、テープを持っていることがバレれば、より大きな痛手を被る可能性もあります。怨霊が近づいてきたらテープを処分できるよう、慎重に計画しておくことが大切です。

幽体化

怨霊が幽体化している状態にも、以下の様に多少の変更が加えられました。

· 怨霊は幽体化している間、怯ませることができなくなります。

·  怨霊の位置を把握するのが難しくなるよう、幽体化している間は追跡が発動しなくなります。

·  幽体化すると血の渇望が解除されます(他の殺人鬼の能力を使用した際と同様)。

アドオン

効果の最も高いアドオンと最も低いアドオンが残りのアドオンと比べてバランスの取れた効果を発揮するよう、怨霊のアドオンにもバランス調整が行われました。

フックでのキャッチ

誰でも経験したことがあるはずです。フックに吊るされた友だちのところに駆け寄った生存者と、その近くにいる殺人鬼によって、フックに吊るされた生存者の周りで「いたちごっこ」が繰り広げられることが…生存者は自分が捕まえられないよう動き回って殺人鬼を揺さぶり、殺人鬼は生存者が救おうとするタイミングを見極め、そのタイミングでその生存者を捕まえてフックからの救助を防ごうとします。この小競り合いはつまらないゲームプレイにつながるだけでなく、フェイスキャンプを行う殺人鬼がフックに吊るされた生存者を守りながら、助けに来た生存者を瀕死状態に陥れるといった展開になりかねません。

次回のアップデートで、この「フックに吊るされた仲間を救助中の生存者を殺人鬼が捕まえる」ゲームプレイがゲームから削除されます。これにより、仲間の生存者をフックから救助する際に殺人鬼と生存者の間で繰り広げられる心理戦が排除されます。もちろん、フックからの救助が安全になるわけではありません。フックから無事に仲間を救助したあと、その場から脱出する前に殺人鬼から攻撃を2回受ける危険性もあります。つまり、多くの場合、友だちの救助には危険が伴うと言えるでしょう。

真新しいパーツ

ここ数か月の間「真新しいパーツ」が再び注目の話題となっていました。このアドオンは1つだけでも発電機の修理にかかる時間をかなり短縮できますが、複数の生存者が1つずつ儀式に持ち込むと、その影響はさらに大きくなります。その場合、殺人鬼にとってはかなり不利な状況となるため、このアドオンに調整を加えることになりました。

「真新しいパーツ」を使用すると、難しいスキルチェックを受けることになります。そのスキルチェックに成功すると発電機の必須チャージが10減少し、アドオンが消費されます。

節約される修理時間に換算すると、変更後の「真新しいパーツ」は修理の時間を10秒間短縮することになります(変更前:22.5秒間)。このアドオンは、アドオンが使われた発電機の修理に必要なチャージ量を減らすため、必須チャージの一定の割合だけ発電機の進行状況を後退させるパークは、その効果が少し低下します。

パーク

今回のアップデートでも、殺人鬼と生存者の両方の複数のパークにバランス調整が行われます。その数は多いので、以下に簡潔にご説明します。また、いつも通り、パークの詳細はパブリックテストビルド(PTB)でアップデート内容を試した皆さんからのフィードバックに基づいて変更されることがあります。予めご了承ください。

殺人鬼のパーク

“とどめの一撃”

このパークは発電機が通電したときに発動するため、このパークを発動できるのは1回の儀式で最大5回までのみとなります。広くなった突撃範囲は確かに役に立つ効果ですが、かなり制限のあるこのパークの恩恵を受けることは簡単ではありませんでした。

ゲームプレイにもっとこのパークを活用できるよう、発電機が通電すると「とどめの一撃」が2トークンを得るようになります(変更前:1トークン)。

“閉所恐怖症”

このパークも発電機が通電したときに発動します。修理が完了した発電機から32メートル以内でのみ乗り越えを不可能にするため、その近くで生存者を追跡している最中でもない限り、このパークが役に立つことはないかもしれません。

「閉所恐怖症」から範囲の制限を削除しました。これにより、生存者はこのパークが発動したら、即座に反応し、窓ではなくパレットを探す必要が出てくるでしょう。

“処刑人の妙技”

「処刑人の妙技」に関しては、微妙な状況を考慮に入れる必要があります。フックが比較的どこにでもあるのに対し、効果が及ぶ範囲はそれぞれのフックからごく狭い範囲に限られています。しかし、その範囲を広げると、マップのほぼ全体で生存者のオーラを表示することになりかねません。

「処刑人の妙技」は「悶絶のフック:処刑人の妙技」に変更されます。このパークは生存者を運んでいる間、悶絶のフックから8/9/10メートル以内にいる生存者のオーラを表示するようになります。

“縄張り意識”

「縄張り意識」は生存者のオーラを短時間しか表示しないため、そのオーラを見逃す可能性があります。その上、殺人鬼はかなり遠くにいる必要があったため、このパークを効果的に活用することは簡単ではありませんでした。

オーラが表示される時間を3秒→4/5/6秒に変更します。また、殺人鬼と地下室の入り口との距離を32メートル→24メートルに変更します。また生存者が救助のために近づけるよう、「縄張り意識」のクールダウンが45秒に増加されました。

“リメンバー・ミー”

このパークは儀式の終盤で状況を好転させる可能性を持つものですが、現時点ではあまり効果を発揮できていません。

殺人鬼はオブセッション状態の生存者が1段階負傷するたびにトークンを1個得ます。そしてトーク1個につき、脱出ゲート開放にかかる時間が6秒、最大12/18/24秒まで増加します(変更前:トークン1個につき4秒、最大8/12/16秒)

“呪術:クラウドコントロール”

生存者が乗り越えたあとにブロックされる窓は状況によっては役に立ちますが、多くの場合、生存者はエンティティの妨害の効力が切れるまで生き延びることができます。そのため、生存者は呪いのトーテムを見つけて、浄化する必要性に迫られることはあまりありません。

「呪術:クラウドコントロール」によって引き起こされるエンティティの妨害が持続する時間を10/12/14秒→40/50/60秒に変更します。これにより、生存者は手遅れになる前に、紐づけられた呪いのトーテムを見つけて浄化する必要が出てきます。

“煩悶のトレイル”

「煩悶のトレイル」は殺人鬼の脅威範囲を隠し、生存者に忍び寄ることを可能にします。しかし、生存者が1段階負傷することでその効果が無効化されるため、生存者がわざわざその発電機のところまで行き、修理進行度の後退を止める必要性に迫られることはあまりありません。

このパークの有効性を高めるため、破壊された発電機の進行度後退が止まることによってのみ、「煩悶のトレイル」が無効化されるようになります。生存者が1段階負傷しても影響はありません。

生存者のパーク

“有能の証明’

このパークは狭い範囲内にいる生存者全員の修理速度を引き上げ、複数の生存者が同時に同じ発電機を修理することに対するペナルティを取り消します。別々の発電機で作業を行っても同様に効果的ですが、協力プレイで迅速に特定の発電機の修理を完了できることには大きな価値があります。

他の選択肢とバランスが取れたものにするため、このパークが近くの各生存者にもたらす修理速度のボーナスが15%→6/8/10%に変更します。また、協力修理に対するブラッドポイントのボーナスも削除されました。

“地雷爆破’

発電機に「地雷爆破」を設置しても、殺人鬼に触れられることなく時間切れとなって罠が解除されてしまうことほど残念なことはありません。

「地雷爆破」の持続時間を35/40/45秒→100/110/120秒に延長します。

“盗聴”

「盗聴」にも「地雷爆破」と同じような状況が当てはまります。またこの機会に、このよく似た2つのパークの仕組みを標準化しました。

「盗聴」の持続時間を60/70/80秒→100/110/120秒に変更します。「地雷爆破」と「盗聴」で発動の条件と説明文を統一し、「盗聴」も発電機の修理進行度が合計で50%相当に達すると発動するように変更します(変更前:33%)。

“サボタージュ”

フックの破壊に名を馳せる生存者なら、ほんの一瞬がフックを破壊できるか攻撃を受けるかの違いになることをよく知っているでしょう。救助に乗り込むときは、できるだけ迅速に仕事を終わらせたいものです。

工具箱を使わずに「サボタージュ」でフックを破壊するのにかかる時間を2.5秒→2.3秒に変更しましたまた、パークのレベル1と2のバージョンがより頻繁に使われるよう、パークのクールダウンを90/75/60秒→70/65/60秒に変更します

“千里眼”

オーラ可視化は役に立ちますが、トーテムの数には限りがあります。

「千里眼」はトーテムを浄化したときに加え、清めたときも発動するようになります。

“突破”

「突破」は自分自身を危険に晒して友だちを助ける際に役立ちます。フック間の距離を考えると、運ばれている生存者がフックに吊らされる前にもがいて脱出するのは簡単なことではありません。それが頻繁に起きることも避けたいですが、もう少し可能性を上げたほうがいいと感じました。

「突破」は今後、運ばれている生存者のもがき速度を20%→25%に変更します。同時に危険度も少し引き上げ、「突破」は殺人鬼の5メートル以内で発動するように変更します(変更前:6メートル)。

“ベルトを締めろ!”

地面に倒れた生存者を殺人鬼が放っておく保証はないので、「ベルトを締めろ!」が使える場面が出てきた際に、このパークがゲームの展開により大きな影響力を持つようにしたいと考えました。そのため、このパークの見直しを行い、新しい効果を加えました。

瀕死状態の生存者を治療すると、あなたとその生存者が我慢ステータス効果を6/8/10秒間得ます。

“大ヒット”

疲労のパークの中では、「大ヒット」はあまり人気があるパークとは言えません。パレットで殺人鬼を怯ませるのは、そう簡単にできることではないからでしょう。

「大ヒット」がより魅力的な選択肢となるよう、疲労効果の持続時間を60/50/40秒→30/25/20秒に変更します。

“凍りつく背筋”

脅威範囲の視覚表示が導入される前、「凍りつく背筋」は難聴または聴覚障害のある方が殺人鬼の脅威範囲が迫っているかを知る手段としてよく使われていました。過去に「凍りつく背筋」に調整が加えられた際も、適切なアクセシビリティ設定が導入されるまで、脅威範囲を知らせる要素はそのまま維持してきました。

ゲームに脅威範囲の視覚表示を有効にするオプションが導入されたので、このパークから脅威範囲を知らせる要素は削除されます。

殺人鬼に関するバランス調整

様々な殺人鬼とそのアドオンを定期的に見直して調整する最近の取り組みに引き続き、今回のアップデートにもいくつかの調整が導入されます。なお、これらの調整はマイナーな変更を意図するもので、殺人鬼に大幅な変更をもたらすものではありません。

エクセキューショナー

エクセキューショナーには、彼が檻の近くでキャンプして生存者を待ち伏せることを防ぐ仕組みがすでに組み込まれています。エクセキューショナーが檻の5メートル以内に来ると、檻は消滅してマップの別の場所に再出現します。しかし、この範囲はかなり狭いため、殺人鬼が近くに留まって救助に来た生存者を待ち伏せることが不可能ではありません。このキャンプ防止の仕組みをもう少し効果的なものにするため、この範囲を10メートルに変更します。

スピリット

スピリットに関しては、多くのアドオンの変更を加えます。

“母娘の指輪”

「山岡の祟り」を使用中のスピリットの移動速度を上げるこのアドオンは、現状ではその効果が強すぎると判断しました。そのため、他のアドオンとのバランスを取り、移動速度の上昇率を40%→25%に変更します

“桜のドライフラワー”

このアドオンにより、「山岡の祟り」の使用中にスピリットの抜け殻の4メートル以内に生存者が近づくと、殺人鬼の本能が発動します。スピリットが特殊能力を使っている間は生存者の居場所に関する情報は非常に重要となるため、発動条件の比較的広い範囲により、このアドオンは現状では強すぎると判断しました。

「桜のドライフラワー」で殺人鬼の本能が発動する範囲を4メートル→3メートルに変更します

“厄除けのお守り”、”幸せのお守り”、”開運のお守り”

これらのアドオンは、「山岡の祟り」の持続時間を延長させます。同時にスピリットの特殊能力は、その持続時間に関わらず一定時間でチャージされるため、これらのアドオンにはスピリットの特殊能力がチャージするのを早めるという隠れた二次的効果がありました。

これらのアドオンによって「山岡の祟り」の再チャージが速くなることはなくなります。一方、アドオンが増加させる持続時間に変更はありません。

“折り鶴”

上記のアドオンから特殊能力の再チャージ速度を上げる効果が削除されたため、同様の効果を得られるようアドオンを調整しました。

「折り鶴」が上昇させる「山岡の祟り」の再チャージ速度を10%→20%に変更します

“錆びた横笛”

同様に、上記の変更に伴って「錆びた横笛」の速度も上昇しました。

「錆びた横笛」が上昇させる「山岡の祟り」の再チャージ速度を25%→40%に変更します

ハグ

今回のアップデートではハグにもアドオンの調整が行われます。

“ずぶ濡れの靴”

「ずぶ濡れの靴」によってハグは幻像の罠にテレポートできなくなりますが、付近の生存者の移動速度を低下させ、ハグの移動速度を永続的に上げることができます。

このアドオンは意図したような効果を発揮できていなかったため、移動速度の上昇率を4.5%→7.5%に変更します

“ミント柄のぼろきれ”

このアドオンによってハグは、発動されていない罠も含め、マップ上のどの幻像の罠にもテレポートできるようになりますが、テレポートに15秒のクールダウンも引き起こします。このアドオンによって面白い心理戦が可能になりますが、クールダウンが長いため、間違ったタイミングで使うとその代償は大きなものになりかねません。

テレポートのクールダウンを10秒に変更します。

“半分の卵の殻”、”割れたカメの卵”

これらのアドオンは発動された幻像の罠の持続時間を延長するので、その分余裕を持ってハグがテレポートできる範囲に移動し、テレポートして生存者を追跡することができます。この2つのアドオンはその効果があまり強力ではないため、持続時間の延長率が少し増加されます。

「半分の卵の殻」は幻像の罠の持続時間を45%(変更前:30%)、「割れたカメの卵」は55%(変更前:35%)延長するようになります。

コールドウィンド・ファームのバランス調整

今年の周年記念配信でもお知らせしたように、私たちは定期的に既存マップを見直し、バランス調整を行う予定です。今年最初に見直されるマップは、「フラクチャード・カウシェッド」と「ランシッド・アバトワー」です。

「フラクチャード・カウシェッド」マップでは、生存者が有利になりすぎていました。それには複数の要因があります。まず第一に、最も役に立つタイルがマップ全体に大きな輪を形成するように配置されていました。そのため、生存者はパレット間で身動きが取れなくなる危険を冒さずにパレットからパレットへと簡単に移動することができました。第二に、小屋自体も生存者にとって有利なデザインで、生存者は抜け出す前に殺人鬼にかなりの時間を無駄にさせることが可能でした。第三に、マップの中心部はトウモロコシ以外ほとんど何もない状態で、トウモロコシ畑にある発電機が修理されると、殺人鬼は生存者を探すため、時間をかけてマップ全体を大きな円を描くように移動する必要がありました。

このような状況を修正するため、マップのレイアウトに大幅な変更が加えられ、大きな輪のように配置されていた生存者に役立つタイルが分割されました。また、小屋はマップの真ん中に少し近づけられ、生存者が有利になりすぎないよう小屋のレイアウトにも調整が加えられました。

「ランシッド・アバトワー」に関しては、マップが生成された状況によっては屠殺場が生存者にとって有利になり、殺人鬼にかなりの時間を無駄にさせることができます。また、建物の中心部にある大きな冷凍室には入り口が一つしかなく、ゲームプレイに重要な要素(パレットや窓など)が何もないため、そこに入る理由はほとんどありませんでした。

そのため、生存者に有利な要素の効果が強くなりすぎないよう、屠殺場のレイアウトに変更が加えられました。また、冷凍室の後方の壁を開けて、プレイヤーが簡単に移動できるようにしました。

またこの世界を通してトウモロコシのタイルに細かいデザインが加えられ、マップ外回りのフェンスに沿ったタイルにも改善が加えられました。

 

開発チームアップデートは以上となります。この記事に記載された変更内容はすべて、今週後半に利用可能となるパブリックテストビルドに含まれるので、ぜひお試しください。皆さんのご意見・ご感想を楽しみにしています!


それではまた次回…

Dead by Daylightチーム

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