開発チームアップデート | 2023年11月

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DbD開発チーム
DbD開発チーム Community Manager Posts: 40
edited November 2023 in ニュース

もうすぐ年の瀬も近づきつつありますが、お知らせしたいことはまだまだあります。今回の開発チームアップデートでは、新しいカスタマイズ機能、既存殺人鬼の大型アップデート、フィードバックに基づいた2つの領域の改良など、次回アップデートで実装予定の新機能やバランス調整についてお伝えします。 

プレイヤーカード 

カスタマイズに新しいオプションが追加されます!プレイヤーカードは装飾用のバナーとバッジとして、さまざまなメニューの右上に表示されます。あとはマッチ後のスコアボードでも登場するので、他のプレイヤーにも表示されます。 

バナーとバッジは好きなように組み合わせることができ、レア度が高いものほど詳細になるほか、アニメーション付きのバージョンもあります。これらは他の装飾アイテムと同様に、イベント、リフト、ログイン報酬、プロモコードなど、さまざまな方法で入手できます。 

また、このアップデートに合わせてメニューも改良し、バッジをクリックするとプレイヤープロフィール画面が表示され、プレイヤーレベルとグレードを確認できるように変更しました。 

プレイヤーカードのラインアップについては本アップデート実装時点では少数となりますが、今後は内容を充実させていく予定です。 

トリックスター 

新作のアルバムに取り掛かっている時以外で彼が情熱をかけるのは、生存者に大量のナイフを投げつけることです。このアップデートでは、殺人鬼と生存者の双方にとって弊害になる点を改善したいと考えています。殺人鬼トリックスターをプレイする人の多くが、他の遠距離系殺人鬼に比べると強さに欠けると感じていますし、生存者は滅多に当たることのないナイフをよけることを容易に感じていることでしょう。そこで、速射遠距離系のベテラン殺人鬼であるトリックスターについて、一連のバランス調整とQOL変更を行うことになりました。 

速射 

トリックスターが他の遠距離系殺人鬼と異なる点がペースの速い攻撃ということを踏まえ、今回のアップデートでは速射に焦点を当ててチーム一同で考えました。「ナイフを大量に投げるよりも効率的なことはなんだろう?」そこで出た結論は、「さらに大量のナイフを投げること」でした。 

今後、トリックスターの投げるナイフの本数はデフォルトで1秒に3本から4本に変更され、1本投げるたびに投げる速度が上昇する効果は廃止されます。 

また、生存者に対し公平さを保つため、裂傷メーターを6段階から8段階に引き上げるほか、上限低下が開始するまでの時間を15秒から10秒に短縮します。つまり、裂傷メーターはこれまでと同じ速度で進行するものの、ナイフをよけることができれば、その恩恵は少し大きくなるということになります。 

最後にナイフ連射時の反動についてですが、特にコントローラーを使用するプレイヤーにとっては扱いづらく感じる人もいたと思います。そこで、この反動を完全に廃止することにしました。 

これでナイフ投げの操作性が向上し、外すか外さないかはひとえに自分の腕次第という話になります。言い換えるとこれからはナイフを外しても反動を言い訳にはできなくなるということになるので、そこはご了承ください。 

スピード感 

ナイフ投げの速射に合わせて、トリックスターの移動速度についても見直しました。今後、トリックスターの移動速度は秒速4.4メートルから4.6メートルに変更されます。これで他の高速系殺人鬼と同等になるほか、結果的にトリックスターの脅威範囲も24メートルから32メートルに拡大されます。 

これにより追跡中に距離を詰める難易度が下がるだけでなく、次のターゲットを探すためのマップ移動に費やす時間も短縮できるでしょう。 

これらの変更を組み合わせることで、トリックスターにもっとスピード感が出るはずです。 

メインイベント 

メインイベントでは、さらに多くのナイフをさらに高速で投げることができます。ただし、発動するには相当数のナイフを投げる必要があるのと、チャージにも数回の追跡が必要になります。殺人鬼としてはレア度が高く特別感がありますが、一方で、ようやく発動したタイミングで攻撃を食らってしまった生存者からしてみれば、運の悪さにテンションが下がってしまうでしょう。そこで、メインイベントには次のとおり変更を加えることにしました。 

  • チャージに必要なナイフの本数を30本から6本に変更。 
  • 持続時間を10秒から5秒に減少。 

これらの変更によってメインイベントはもっと頻繁に使えるようになりますが、殺人鬼にはうまく使いこなす戦略が求められるでしょう。 

アドオン 

最後に、アドオンの効果についても少しですが見直しを行ったのでお知らせします。 

  • 思い出のナイフ:新しい効果– ナイフ投げ間の時間を5%短縮 
  • 烈火のケーブル:メインイベントの持続時間の追加を25%から40%に増加 
  • ジウンのサイン:新しい効果– メインイベントをチャージするのに必要なナイフの本数を1本減少 
  • テキーラ・ムーンロック:メインイベントの持続時間の追加を50%から60%に増加 
  • フィズスピンソーダ:新しい効果– メインイベントを発動するのに必要なナイフの本数を2本減少 
  • 『ウェイティング・フォー・ユー』の時計:メインイベント発動中にナイフが1本命中するごとの効果持続時間の追加が0.4秒から0.25秒に減少 
  • 玉虫色のフォトカード:新しい効果– ナイフの連続ヒット1回につき重複可能な迅速効果を1%獲得(上限7%)。この効果はナイフが1本でも外れるか、生存者が瀕死状態になった時点で消失する。 

状況適応能力 

少しの加速でも使い手によっては大きな差を生み、生存者の一部を捕まえるのがとても難しくなります。状況適応能力は生存者が負傷するとすぐに発動するため、大抵は回避できません。より公平で、かつ殺人鬼側に対策の余地が生まれるように、迅速効果を得るための条件を追加しました。 

他の生存者を治療すると、6/8/10秒間の我慢効果を得る(変更なし)。深手状態のとき、走る速度が3%上昇する。この効果が使えるかは以前よりずっと状況次第であるため、疲労状態でも効果を得られるように変更しました。 

この変更により、殺人鬼は生存者を深手状態にするのを避けることで走る速度が上昇する効果が発動するのを完全に避けられる可能性があります。さらに、生存者側は迅速効果を得るため深手状態となることを狙うために前者の効果を使い、両方の効果を紐づけて使うこともできます。 

喜びの庭 

もっと多くの喜びを感じてもらうために、マップ「喜びの庭」については集めた意見を精査した結果、ゲーム性の改善に向けて今回のアップデートで一連の変更を行うことにしました。 

まず注目したのは、大きい家の窓枠です。これまでは、複数の有利な窓枠のおかげで生存者が距離を稼ぐことが可能だったため、乗り越えを行うたびに追跡がダラダラと長引くという問題がありました。そこで、この建物での追跡を公平にするために、これらの窓枠と破壊可能な壁のレイアウトの見直しを行いました。 

次に、いくつかのパレットループのバランスを調整してそれぞれの距離を近づけ、交わる地点を生存者にとってのベストスポットとし、殺人鬼は追跡を楽しむというような仕様にしました。また、特定のループ地点を整理して、プレイヤー同士が誤って衝突してしまう可能性のある小さなオブジェクトを撤廃しました。 

最後に、マップのビジュアルをいくつか変更し、進路の妨げになるオブジェクトを見えやすくなるように調整しつつ、マップの至るところにストーリー関連の小さな要素を数点取り入れています。 

レッド・フォレスト 

「レッド・フォレスト」には「マザーズ・ドゥエリング」と「浄罪の神殿」という2つのマップがあります。この2つのマップについては同じような意見があったため、ゲーム性の改善に向けてこれらマップにも一連の変更を行うことにしました。 

何よりも先に取り掛かったのは、マップの大きさです。これらのマップのサイズはゲームの中でも最大級ですが、殺人鬼が生存者を見つけるために端から端まで移動するのに、とにかく時間がかかるという問題が起きていました。そこで今回は、他の領域に合わせて両方のマップの大きさを縮小します。 

2つ目に、さまざまなパレットループ地点を見直し、見てすぐにループであることが判別できるよう、周辺に生えている植物の量を減らしました。 

今回の開発チームアップデートは以上です。この記事に記載された内容はいずれも来週11月9日に開始予定のPTBでお試しいただけるほか、数週間以内にアップデート版がすべてのプラットフォームにて実装される予定です。皆様のご意見を楽しみにしております! 

それでは、またお会いしましょう。 

The Dead by Daylight team 

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