開発チームアップデート | あらゆる悪しきものPTB
「あらゆる悪しきもの」PTBの実施期間が終わり、新規コンテンツならびに変更された既存コンテンツに関して皆さんから寄せられたご意見・ご感想をいつものようにチームで見直し、新チャプターのリリース前にいくつかの調整が導入されることになりました。今回の投稿ではそれぞれの調整をご紹介しながら、その理由を簡単に説明したいと思います。
今回はこれまでよりも簡潔に説明をまとめることにしました。それに関しても皆さんのご感想をお待ちしています!
- [新] 生存者がUVXで負傷すると弱体化の時間が6秒間増加する
- [変更] 空中にあるUVXに触れた生存者の妨害効果を3%から6%に増加
- [変更] 手づくり仮面アドオンの目眩まし効果時間を60秒に増加(以前は45秒)
開発チームのコメント:PTBでは弱体化効果の解除が少し簡単すぎたため、殺人鬼が無傷状態の生存者をダウンさせるまでにUVXを4回当てなければならないことが少なくありませんでした。弱体化効果の除去にかかる時間が増加したことにより、攻撃の正確な殺人鬼が生存者をダウンさせるのに必要な攻撃の回数が1回減ることになります。 また空中にあるUVXが当たった際の効果があまりないというフィードバックを受け、妨害効果を増加しました。
- [巻き戻し] 逆トラバサミの基本時間を150秒に減少(PTBでは180秒)
開発チームのコメント:この変更は、ピッグの逆トラバサミがゲームプレイに及ぼす影響を少し抑えて、ピッグの隠密および奇襲攻撃の能力をもっと活用した、プレイヤー同士が直接対決するような面白いゲームプレイを助長することを目的としていました。しかしPTBではこの変更の影響が大きすぎると多くのプレイヤーが感じたため、アップデートのリリースでは元の状態に戻すことにしました。今回のアップデート導入以降もピッグのパフォーマンスを観察し、今後この変更の導入が必要であるか再検討したいと思います。
- [巻き戻し] ハントレスが手斧を構えているときの移動速度を3.08m/秒に減少(PTBでは3.54m/秒)
開発チームのコメント:ハントレスが間違ったタイミングで手斧を掲げても、アドオンを使用した場合などは生存者について行くことさえ可能であったため、殺人鬼に有利過ぎると判断され、アップデートのリリースでは元の状態に戻すことにしました。
- [変更] 赤毛の小指アドオンはクラウンのボトル運搬容量を1本に制限するように変更(以前は3本減少)
開発チームのコメント:このアドオンは、使用すれば無傷の生存者を一撃でダウンさせることが可能になるため、殺人鬼に有利になりすぎないようバランスを調整する必要が出てくる場合があります。今回のアップデートではクラウンがデフォルトでボトルを持ち運べる数を増やしたこともあり、現状のままだとこのアドオンは強くなりすぎるため、ハントレスの「玉虫色の刃」のように、持ち運べるボトルの数を1本に限定することにしました。
- [変更] 召喚が完了すると、すべての発電機の必要チャージが永続的に10チャージ減少するように変更(PTBでは進行度に15チャージ追加)
開発チームのコメント:このパークは効果を得るために高いリスクと長い時間を要します。また、呼び出しが中断されると、それまでに費やした時間は無駄になるので、通常の修理に比べてあまり魅力的なパークではありませんでした。このパークをそのリスクに見合うものにするため、アドオン「真新しいパーツ」のように、全ての発電機で必須チャージを儀式終了まで減らすという効果に変更しました。
- [変更] 治療速度を70%に増加(PTBでは60%)
開発チームのコメント:このパークを使うために地下室に行くには多少の時間がかかること、そして負傷した状態で地下室で殺人鬼に出くわすのは危険であることを考慮して、他の自己治療パークに比べても使い道のある(それでも特別な状況に特化した)パークにするため、このパークの治療速度を少し引き上げました。このパークを使うと約23秒で自己治療が完了します。
- [リワーク] 地下で自力脱出を試みると必ず成功する。フックから救助されるか自力で脱出すると、 殺人鬼のオーラが16/18/20秒間見える。
開発チームのコメント:パークの元々の内容があまり効果的ではないと感じたため、全体的にパークの内容を変更しました。呼び出しの途中で捕まってしまった場合など、地下室のフックから自力で脱出する能力は大いに役立つかもしれません。もちろん地下室に吊るされるとは限りませんが…しかしフックに吊るされる場所が地下室じゃなかったとしても、殺人鬼のオーラを視る効果を利用できます。
ウォッチリスト
『Dead by Daylight』は常に変化しているので、アップデートのリリース以降もこのウォッチリストにある項目を注意して監視していきます。なお、今後このリストにある項目について変更が導入されるとは限りませんので、予めご了承ください。
アンノウン
新しい殺人鬼はその内容が落ち着くまでに多少時間がかかるものです。今後数週間から数か月に渡り、アンノウンが強すぎるか、弱すぎるか、あるいはなんらかの問題点がないかなど監視していきます。
呼び出し:網を張る蜘蛛
「呼び出し」は全く新しいタイプのパークなので、うまくゲームに溶け込むまでにある程度の時間を要します。このパークはかなりのリスクを代償に大きな効果をもたらします。このパークがちょうどいい強さを持っているか、今後も注意して見ていきます。
ピッグ
すでにお伝えした通り、ピッグの奇襲能力にはかなりの改善が加えられましたが、今回は逆トラバサミのタイマーには変更が加えられませんでした。今後もピッグのパフォーマンスを監視し、必要であれば、導入された変更によりピッグが強くなりすぎていないか再検討する予定です。
それではまた次回…
The Dead by Daylight team