開発チームアップデート | 2対8 第2回開催
大人気の2対8モードが戻ってきます!最初のバージョンに数多くの変更が加えられ、その内容を通常の開発チームアップデートに詰め込むことができなかったため、今回それをまとめてお知らせします。
また、以下の内容はすべて2対8モードにのみ適用されるもので、通常の儀式には影響しませんので、予めご了承ください。
- [変更] 生存者は踏みつけられることによってではなく、殺人鬼に担ぎ上げられることによって檻に送られる。
- [変更] 生存者が檻に入れられた生存者の近くにいる場合は、近くに殺人鬼がいてもその檻は移動しない。
- [変更] 殺人鬼が近くにいる間、生存者を檻から救助する速度が15%上昇する。
開発チームのコメント:このモードのオリジナルバージョンでは、懐中電灯を使って敵を回避する機会があまりなく懐中電灯はあまり役に立ちませんでした。新バージョンでは檻に送るには生存者を担ぎ上げる必要があるので、懐中電灯を使う機会が出てきます。
檻に入れられた生存者の近くで殺人鬼がキャンプするのを防ぐため、通常檻は姿を消してマップのランダムな位置に出現します。しかし、この仕組みによって、生存者が他の生存者を救助するために檻に近づいたのに檻が消えてしまうこともありました。そういったケースの発生を防ぐため、生存者が近くにいる間は檻が移動しないよう変更しました。
- [新規] 発電機の修理が完了するごとに発電機の修理速度が5%低下する。
- [新規] 生存者が檻に送られるごとに発電機の修理速度が2.5%上昇する。
開発チームのコメント:2対8の儀式は混乱状態に陥ることが多く、殺人鬼または生存者のどちらかが一方的に優位な状態で展開してしまうことがありました。今回は、儀式の始めから一方的な勝負になることを防ぐため、劣勢の側が挽回できるような仕組みを導入しました。生存者側が優勢の場合は修理速度が低下し、劣勢の場合は上昇するといった具合にです。拮抗した戦いでは、これらの効果は相殺されることになります。
- [変更] 64メートル以内にある発電機のオーラのみが殺人鬼に表示される。
- [変更] 2人以上の生存者が修理中の発電機は殺人鬼との距離に関係なく殺人鬼にそのオーラが表示される。
開発チームのコメント:マップには数多くの発電機と生存者が存在するため、表示されるオーラの数に圧倒されてしまうこともあります。今回の変更により、通常見えるオーラの数が減らされ、より重要なオーラに注意できるようになります。
新しいマップ
- [新規]「ファミリー・レジデンス」マップを追加。
- [新規]「死んだ犬の酒場」マップを追加。
- [新規]「ファザー・キャンベルズ・チャペル」マップを追加。
- [新規]「ランシッド・アバトワー」マップを追加。
- [新規]「レッカーズ・ヤード」マップを追加。
開発チームのコメント:カオスな儀式の舞台として他のマップもいくつか出現可能になりました。オリジナルバージョンで使われたマップ同様、これらのマップも通常より広くなり、3つの脱出ゲートがあることなど2対8モード用に調整されます。
モードに追加された殺人鬼:ブライト
- [新規] ブライトが2対8で利用可能に。
- [変更] 突進の速度が10.5m/秒に上昇する(変更前:9.2m/秒)。
- [変更] 激突の持続時間が2秒に増加する(変更前:1.25秒)。
- [変更] ターン速度が1.1に上昇する(変更前:0.9)。
開発チームのコメント:ブライトは仲間の殺人鬼に衝突して跳ね返ることができます。
モードに追加された殺人鬼:スピリット
- [新規] スピリットが2対8で利用可能に。
- [変更] フェイズウォークの持続時間が8秒に増加する(変更前:5秒)。
- [変更] フェイズウォークの再チャージ速度が0.66/秒に上昇する(変更前:0.33/秒)。
- [変更] フェイズウォークの移動速度上昇率が1.8に上昇する(変更前:1.6)。
開発チームのコメント:スピリットがフェイズウォーク中、仲間の殺人鬼は目に見える状態であり続け、スピリットとは衝突できません。
モードに追加された殺人鬼:デススリンガー
- [新規] デススリンガーが2対8で利用可能に。
- [変更] リロード時間が2秒に減少する(変更前:2.6秒)。
- [変更] 巻き取り速度が3m/秒に上昇する(変更前:2.76m/秒)。
開発チームのコメント:仲間の殺人鬼が鎖でつながれた生存者に攻撃を命中させると、鎖が切断されます。
クラスの全面的な見直し
- [新規] 殺人鬼と生存者の全てのクラスに手直しを導入。
- [変更] 殺人鬼クラスは特定の殺人鬼に紐づけられない。
開発チームのコメント:2対8の次のバージョンでは、クラスシステムの包括的な手直しが行われました。生存者は強力なアビリティを発動できるようになり、一部のアビリティは儀式後半で利用可能になるようデザインされています。一方、殺人鬼クラスも仕組みが変更され、各クラスがどの殺人鬼でも選択可能となります。
生存者クラスは、以下のアビリティを備えています。
- クラスアビリティ:近くにいる仲間にパッシブ効果をもたらし、強力なボーナスも発動できます。発動可能なアビリティは時間の経過とともにチャージされますが、自分や他の生存者が檻から救助された際も追加でチャージが貯まります。
- インフォアビリティ:オーラを可視する能力をもたらします。
- アンロックアビリティ:檻に送られたあとに二次的な効果がアンロックされます。
また、瀕死状態で一定量治療してから、チャージの満タンになったクラスアビリティを発動させることで、瀕死状態から立ち上がることもできます。
殺人鬼クラスは、以下のアビリティを備えています。
- クラスアビリティ:自分と仲間に対してボーナスを提供します。
- インフォアビリティ:オーラを可視する能力、または追跡に役立つ別の能力をもたらします。
各クラスの詳細は、この投稿の後半でご紹介します。
また、2対8でスムーズなゲームプレイを可能にするため、各殺人鬼に一定のバランス調整が適用されますが、これらの調整はクラスに関するものではなく殺人鬼の特性に関するものです。
補足:基本的な殺人鬼の効果
- [維持] 発電機にダメージを与えると、20メートル以内の生存者のオーラが5秒間表示される。
- [維持] 生存者の追跡を始めると、その生存者のオーラが仲間の殺人鬼に5秒間表示される。仲間の殺人鬼がその生存者の16メートル以内に来ると、このオーラは視えなくなる。
- [維持] 発電機の修理が完了すると、檻にまだ送られていない生存者のオーラが両方の殺人鬼に10秒間表示される。
- [新規] 通常ゲームと同じように、殺人鬼は最後に残った生存者をモリする能力を得る。
開発チームのコメント:クラスには変更が導入されますが、2対8の最初のバージョンで生存者追跡の際に有効になったオーラは引き続き表示されます。また、本モードのペースの速い展開を維持するため、発電機にダメージを与えた際もオーラが表示されます。これらの能力はクラスに関係なく全ての殺人鬼で利用できます。
殺人鬼クラス
新しい殺人鬼クラス:シャドウ
- クラスアビリティ:仲間の32メートル以内にいるとき、探知不可を得る。生存者を負傷させると、探知不可効果が仲間に移る。このアビリティには30秒間のクールダウンがある。
- インフォアビリティ:仲間が生存者の追跡を始めると、その生存者のオーラが追加で4秒間表示される。
新しい殺人鬼クラス:ブルート
- クラスアビリティ:破壊アクションの速度が25%上昇する。破壊アクションを行ったときに32メートル以内にいた仲間は10%の迅速を8秒間得る。このアビリティには30秒間のクールダウンがある。
- インフォアビリティ:発電機にダメージを与えると、通常より8メートル広い範囲にいる生存者のオーラが表示される。
新しい殺人鬼クラス:エンフォーサー
- クラスアビリティ:負傷状態の生存者を追跡中、3%の迅速を得る。自分の32メートル以内で仲間が生存者に攻撃を当てると、その生存者にマークが付き、その生存者のオーラが12秒間あなたに表示される。その生存者を瀕死状態にすると、仲間の突進攻撃距離が15秒間60%増加する。このアビリティには30秒間のクールダウンがある。
- インフォアビリティ:発電機にダメージを与えると、近くの生存者のオーラが追加で4秒間表示される。
新しい殺人鬼クラス:フィアモンガー
- クラスアビリティ:自分の姿が見られていない間、5%の迅速を得る。仲間より16メートル以上離れた場所で生存者を負傷状態にすると、仲間が10%の迅速を10秒間得る。このアビリティには30秒間のクールダウンがある。
- インフォアビリティ:発電機の修理が完了すると、檻にまだ送られていない生存者のオーラが追加で4秒間表示される。
生存者クラス
生存者クラス:メディック
- クラスアビリティ:自分の8メートル以内では自分と他の生存者の治療速度が50%上昇し、痛みによるうめき声の大きさが50%減少する。アビリティがフルにチャージされた状態でアビリティ発動のボタンを押すと、8メートル以内の生存者全員を即座に50%回復する。
- インフォアビリティ:128メートル以内の負傷した生存者のオーラが視える。
- アンロックアビリティ:負傷状態の間、赤い傷マークが抑制され、自分のオーラが他の生存者全員に表示される。
生存者クラス:スカウト
- クラスアビリティ:自分の8メートル以内では自分と他の生存者のしゃがんだ際の移動速度が100%上昇する。64メートル以内の殺人鬼が自分の視界に入っているとき、その殺人鬼のオーラが生存者全員に表示される。アビリティがフルにチャージされた状態で、倒された又は破壊されたパレットの横でアビリティ発動のボタンを押すと、そのパレットを立たせる又は修復する。
- インフォアビリティ:破壊アクションを行う殺人鬼のオーラが6秒間視える。
- アンロックアビリティ:歩行速度が25%上昇し、負傷状態のときの痛みによるうめき声が出なくなる。
生存者クラス:ガイド
- クラスアビリティ:自分の8メートル以内では自分と他の生存者が発電機の修理中にスキルチェックでグレイトを出すと修理が追加で3%進行する。修理による騒音も50%減少する。アビリティがフルにチャージされた状態でアビリティ発動のボタンを押すと、10秒間、近くの生存者の修理速度が8%上昇する。
- インフォアビリティ:32メートル以内にある修理未完了の発電機のオーラが視える。
- アンロックアビリティ:発電機の修理を完了したときに近くの生存者1人につき5%のチャージを得る。このチャージはガイドが次に修理を始めた発電機に即座に適用される。
生存者クラス:エスケーピスト
- クラスアビリティ:自分の8メートル以内では自分または他の生存者が走り出すと50%の迅速を3秒間得たあと、疲労に20秒間苦しむ。この効果は疲労状態の生存者に対しては発動しない。アビリティがフルにチャージされた状態でアビリティ発動のボタンを押すと、8秒間、自分や近くの生存者のせっかちな行動が全て音を立てなくなる。
- インフォアビリティ:16メートル以内のパレットと乗り越え障害物のオーラが視える。
- アンロックアビリティ:医療キットを使わずに通常の70%の速度で自己治療を行う能力を得る。
殺人鬼に関するアップデート
クラスの包括的な手直しに合わせ、本モードで利用可能な殺人鬼の一部にも調整を加え、以前クラスに含まれていた効果をベースキットに取り入れました。なお、この投稿に記載された他の内容が全てそうであるように、これらの変更は2対8モードのみに適用されるものです。
トラッパー
- [新規] 罠のオーラが仲間の殺人鬼に視える。
- [変更] トラバサミをかけたあとの迅速を15%に上昇(変更前:8%)。
- [変更] 仲間はトラバサミを発動できない。これは以前トラッパーのクラスの一部でしたが、2対8におけるトラッパーのベースキットに取り入れられました。
レイス
- [変更] 透明化した状態で破壊可能な壁やパレットや発電機を破壊したり、乗り越えを行ったりする速度が60%上昇する。
ヒルビリー
- [変更] チェーンソーが無傷の生存者を即座にダウンさせる。
- [変更] チェーンソーターン速度のボーナスを30%に減少(変更前:44%)。
ハントレス
- [削除] 手斧を投げたときのクールダウンが20%減少する効果を削除。
ナース
- [削除] ブリンク先の1メートル以内の生存者が叫び声を上げる効果を削除。
それではまた次回…
The Dead by Daylight team