開発チーム質問会 | 2019/8/2
霧の森の皆さんへ
本記事では、8/2にredditで行われた開発チームへの質問会で出た質問と回答を日本語でお知らせします。
※完全に既知の情報や開発チームのスタッフへの個人的な質問などは除外しています。
専用サーバー・アーカイブについて
専用サーバーが実装されるのはいつですか?
計画通り、2019年の夏が終わるまでに実装予定で作業を進めています。ところでカナダの暦では夏が終わるのは9月21日ですね😉
新モード・アーカイブの実装はいつですか?
アーカイブは次回中間チャプターでの実装を目指しています(つまり、次のチャプターの次に来る大型アップデート)。もし予定に変更があったときはお知らせします。
アーカイブではもっとキャラクター達の設定資料が追加されますか?
はい、その予定です。ゲームの設定はアーカイブで重要な部分を占めます。詳しくは実装が近くなったらお知らせします。
殺人鬼や生存者、あるいはボツになった殺人鬼についての設定資料やアートブックやコミックの出版予定はありますか?
現在のところ、プリント・デジタル体でのアートブックやコミックの出版予定はありません。しかしアーカイブではDead by Daylightの設定をたくさん見ることができますし、簡単なアニメもつける予定です!
ゲームバランス調整について
以前、グループ生存者とソロ生存者の溝を埋めるためにトーテムの数を画面上に表示するという話がありました。進捗はありましたか?ソロ生存者が大変助かると思います。
これは何度か検討されましたが、トーテムカウンターを実装するか、「小さな獲物」のようなパークにカウンター表示機能を持たせるか、あるいはどちらも良くないか、現在はまだ決断できていません。グループ生存者とソロ生存者の溝を埋めるためのベストな方法を模索している最中です。
グループ生存者を基準としてバランス調整される予定はありますか?
これは難しい問題です。もし殺人鬼をグループ生存者を基準にしてもっと強くしたら、ソロ生存者とカジュアルプレイヤーが苦しむことになります。新しいコンテンツを作るときはグループ生存者を念頭に置き、ソロ生存者が置き去りにされないよう配慮しています。そして既存のシステムを見直し、ソロ生存者がより多くの情報を見られるようにすることなどを行いたいと思っています。ソロ生存者をグループ生存者と同じレベルに上げることで、ソロ生存者を置き去りにしないままより良いバランス調整ができるようになるからです。
クラウンのリワークや調整は予定されていますか?殺人鬼でも生存者でも退屈に感じます。
クラウンについては現在何の予定も立っていませんが、アイデアがあれば聞いてみたいと思っています。
ピッグちゃんのリワークはいつ?
リワークとは、能力を完全に消し去って新しい能力と差し替えることを言います。ピッグに関しては予定していません。しかし将来的にアドオンの調整を検討する予定です。
仕様の改善について
いつもグッジョブです。実績「見捨てられた存在」の内容を変更する予定はありますか?コラプスで取得が非常に難しくなっています。
実績は他の関係各社が関与するため、一度実装された後に変更するのが難しいんです。ただ、その上で何ができるか検討します。
PCと家庭用機でゲームの進行度を共有できるようなシステムは実装される予定ですか?
残念ながら、今のところは予定されていません。
デヴォーションのレベルアップ報酬をつける予定はありますか?
現在のところ予定にありませんが、いつか検討したいと思っています。
「弱音はナシだ」が強化されることはありますか?
全てのパークを改善したいと思っていますが、「弱音はナシだ」についてはいくつかいい提案をいただいています。負傷時のBGMを流れないようにすること、殺人鬼から「弱音はナシだ」の所持がわからないようにすることなどです。現在はどうするか決まっていませんが、いつか改善したいと思っています。
やり込み度を軽減するためにパークのレベルを廃止することを検討したことはありますか?
はい。レベル廃止は採用されませんでしたが、ゴールとするところは同じで、パークを取るためのやり込み度を減らし、もっと多くのパークを簡単に取得できるようにすることです。次回チャプターでこの点に基づいた仕様変更を予定しており、今後数週間程度で詳しい情報をお知らせできる予定です。
新要素について
Nintendo Switch版やモバイル版はSteam版と同じ内容になりますか?
Nintendo Switch版のアップデートのスケジュールはSteam版と同じですが、コラボ系コンテンツに多少の違いがあります。モバイル版は他のプラットフォームとは違うスケジュールとなります。
マッチ中の行動を振り返れるようなリプレイシステムや、自分の記録を見られるような機能を追加する予定はありますか?収集したデータを表示するインフォグラフィックのような感じです。
リプレイシステムはとてもいいですし、実装できたらいいと思いますが、現在のところ開発中ではありません。もし可能となったら取り掛かりたいですね。記録についてはリーダーボードのようなものを追加したいですね。
2対8モードの実装に期待していてもいいですか?
要望は何回もいただいたことがありますが、現在のところ検討されていません。これを実装するにはゲームバランス調整に大きな労力がかかるため、2つのゲームモードに注意を分散するよりは基本モードに専念したいと思っています。
合計何人の殺人鬼・生存者を実装したいと思っていますか?
私たちはゲームが遊ばれ続けてほしいと思っており、皆さんがバラエティや新しいプレイスタイルが好きであることも知っています。なので、今後数年にわたって面白いキャラクターをたくさん実装する予定です!
うさ耳フェンミンはよ!!つ ◕_◕ ༽つ
水を差してしまうようですが…現在実装予定は立っていません。
うさ耳フェンミンを実装できない理由は、スキンの技術的な設計によるものです。パーカーは頭と胴のスキンを固定しなければならず、現在はこれができません。実現するための方法を模索している最中なので完全に無くなってしまったわけではありませんが、すぐに実装されることは期待しないでください。
なら、少しデザインを妥協してもいいんじゃないですか?完全なフードじゃなくてもいいと思います。
それもアート担当チームが検討しましたが、時間がかかってしまったとしても、元のデザイン通りになるよう技術的な解決策を検討することに決めました。もし技術的な問題を解決できれば、その都度その場限りの解決策を検討する必要なく似たようなスキンを作れるようになるからです。
ゲーム内にボイスチャットを実装する予定はないんですか?
実はゲーム内ボイスチャットはかなり前にテストされたことがありますが、ゲームの雰囲気を壊してしまうため実装するのはやめました。私たちは皆さんがフレンド同士でプレイ中に話すのは気にしませんが、話したくない人に強制するのは望みません。
Stranger Thingsとコラボする予定はありますか?
将来のコラボに関する質問にはお答えできません。
今後のイベントについて
BP2倍ウィークエンドをまたやってください!!
もちろんです!今後また実施する予定です。
Behaviourの皆さんこんにちは。今年の夏はバーベキューイベントはやる予定ですか?いつもありがとうございます。
残念ながら今年はサマーバーベキューのイベントは行いません。現在の開発ロードマップはアーカイブや専用サーバーなどの新要素で予定が詰まっており、今年はイベントを実施する時間がありません。私たちもイベントは好きですが、新要素とゲームを改善する変更に集中した方が良いと判断しました。
もっとコンテストをやってください!
その予定です!総合的なコンテスト以外に、ローカルな小さいコンテストも行っています。私たちは皆さんコミュニティが情熱的であることを知っていますし、〇周年記念コンテストにどれだけの人が参加するかを毎回とても楽しみにしています。今年は、ハロウィン近くでハロウィンかぼちゃコンテストをまた実施する予定です。皆さんの制作物を見るのがとても楽しみです。
その他
Dead by Daylightのアイデアを最初に思い付いたのは誰ですか?その人たちはまだBehaviourで働いていますか?その人たちはゲームの発展具合に満足していますか?
当時はとても小さい、3~4人のチームでした。Ash PannellやMathieu Coteもその中にいました。私たちはスタッフに長期間働いてほしいと思っているので、当時の人たちは全員まだBehaviourで働いています。最初からDead by Daylightに関わっていた人たち全員が今日のDead by Daylightを誇りに思っていますよ。
殺人鬼プレイヤーと生存者プレイヤーの比率はどれくらいですか?半々くらいですか?それとも生存者の方が多いですか?
地域や時間帯、新要素によって大きく変動します。例えば新殺人鬼がリリースされると殺人鬼のプレイヤーが更に増え、マッチメイキングの時間が伸びてしまいます。ただ例外として、日本は生存者の数が殺人鬼よりかなり多い形で落ち着くようです。
態度が悪いプレイヤーに対処する計画はありますか?(例:キャンプする殺人鬼や殺人鬼をいじめる生存者など)ゲームの仕様を変更してこれらを止める予定はありますか?
現在、副コミュニティマネージャーのチームが悪質なプレイヤーやチーターに関する通報や問い合わせに対応しています。しかしキャンプに関してはそれが正しい戦略であることもあるため判断が難しいです。例えば既に開いているゲートの近くに吊っている場合、フックから離れれば簡単に逃げられてしまうでしょう。キャンプなどのややグレーゾーンである行為に対して私たちは罰則を与えたいと考えていません。ルールが明確でないことによりベストを尽くしているプレイヤーがBANのリスクを被ることは望んでいないからです。現在、副コミュニティマネージャーのチームがよりよく通報を処理できるようにするための新しいツールを開発中です。
以上です。それではまた…
The Dead by Daylight Team