ニュース | レーティング制マッチメイキング - テスト実施のお知らせ

3月19日午前3時より、レーティング制マッチメイキングのテストをPC版＆家庭用ゲーム機版のライブサーバーで実施します。テストは24時間行う予定です。

テストについての質問集

レーティング制マッチメイキングは従来と違い、プレイヤーのランクではなく腕前を指標とする「スキルレーティング」をもとにマッチングを行うシステムで、今回はそれのテストを行います。スキルレーティングは現在のところ非表示ですが、マッチ内の様々な要素により内部で増減しています。詳しくは過去のお知らせもご覧ください。

テスト期間中はマッチした人のランクが普段よりバラバラとなる可能性がありますが、これは想定通りのことです。ランクは仕様上どんなに上手な人でもプレイ頻度が少ない人は低いままであることがありますが、スキルレーティングはその人の腕前を測ってより上手な人とマッチングさせるようにしています。

テスト期間中マッチの結果や内容をモニタリングし、新しいシステムがマッチの結果を正確に予測できているか検証するためです。

レーティング制についての質問集

はい。ランクと違い、殺人鬼はそれぞれのキャラクターに個別のレーティングが設定されます。そのため、特定のキャラクターが苦手だったり逆に得意だったりする場合それに応じたレーティングが設定されます (例: ヒルビリーが上手でナースが苦手な人の場合、殺人鬼ランクは両キャラクターで共通ですが、スキルレーティングはヒルビリーは高く、ナースは低くなりマッチ相手の選ばれ方に影響します)。生存者はキャラクターごとの性能差がないため、全キャラクター共通のレーティングとなります。

ランク報酬は、スキルレーティング制マッチメイキングを本実装したあとに実装予定です。ランク報酬は殺人鬼・生存者それぞれのシーズン (毎月13日～翌12日) 最終到達ランクに応じたブラッドポイントです。配分は以下の通りです。

ランク報酬は殺人鬼・生存者がそれぞれもらえます (例: 殺人鬼・生存者両方ランク8になれた場合、合計300,000 BPがもらえます)。またランク報酬を実装後、ランクリセット時にすべてのプレイヤーが必ずランク20まで戻るように変更します。

ご心配なく！ランク報酬の実装と同時にランクの降格を削除し、一度上がったランクはPipを失っても下がらないようになります。

自分のレーティングを見たいと思う人がいると同時に、見たくない・見られたくない人もいるからです。また他のプレイヤーへのハラスメントや嫌がらせ、ネガティブさの発生を防ぐために非表示にしています。今後、より競争が好きな人の要望に応えるため何らかの新しい形を検討中ですが、今はお話しできる段階にありません。

私たちの目標は待ち時間への影響を可能な限り抑えることです。ただ、スキルレーティングの両端にいる人たち (つまり、超上手いか超苦手な人) は、適切なマッチ相手を見つけるために待ち時間が多少長くなるかもしれません。平均的な腕前の人はマッチングの待ち時間に影響はないはずです。レーティング制マッチメイキングはマッチの平等さを増すために開発されたもので、マッチングの待ち時間を改善する、あるいは犠牲にすることを目的としたものではありません。

現在のところその予定はありません。生存者がキャラクターやロードアウトを変えられるのはスキルレーティングとは関係なく、またマッチした仲間に合わせて自分のキャラクターやロードアウトを変えるのはチームでの戦略の一部だと考えています。

スキルレーティングの計測は、実は内部的にはそこそこの期間行われてきました。なので大半の人は調整期間は必要ないはずです。ただ最近プレイしていなかった人やDead by Daylightを始めたばかりの人は除きます。Dead by Daylightを始めたばかりの人は、約10マッチでスキルレーティングが測定されて落ち着きます。

生存者パーティは、パーティ内のスキルレーティングの平均値でマッチングを検索します。ただこれは最終決定ではなく、生存者パーティの戦績とシステムの予測を比較し、より平等なマッチングを実現するために調整する可能性があります。

現在のところ、生存者パーティの存在はスキルレーティングの変動に影響しません。この点はシステム設計時に何回か検討しテストも行いましたが、スキルレーティングの算出システムが複雑さを増す割に結果が良くならないという結論に至りました。ただこの点も今後状況をモニタリングした上で変更する可能性があります。

The Dead by Daylight team