[10/19更新] データ公開 | 各殺人鬼の殺傷率 (2022年9月)

今年6月、Dead by Daylight史上最大規模の大型ゲームバランス調整を行いました (どんな内容だったか忘れちゃった人はこちら)。当時、この変更の主な目的のひとつは殺人鬼の全体的な殺傷率を向上させることであることをご説明し、殺人鬼が恐怖の存在としてより力を振るえるよう、ゲームの基本部分にもバランス調整を行いました。 

その後公開した記事で、私たちは殺人鬼の殺傷率を向上させるという目的を無事達成できたことをご報告しました。6.1.0アップデート以前は51%～53%前後だった殺傷率は59%～61%前後となり、現在もこの周辺を維持しています。 

6.1.0アップデートを配信してから数ヶ月経ち、皆さんから殺人鬼それぞれが現在のバージョンでどの程度活躍しているか知りたいというご意見をいただいたため、今日は最新のデータを皆さんに共有したいと思います！ 

殺傷率ってなに？ 

その前に、今回のデータの前提となる「殺傷率」についておさらいです。殺傷率とは、「儀式から脱出できず死亡する生存者の割合」のことを指します。 

「死亡する」とは、以下の状況を指します。 

• フックに吊られたことによる処刑 
• “終局の崩壊” の時間切れに伴う、エンティティによる直接処刑 
• 瀕死のまま起き上がれないことによる失血死 
• メメント・モリ系オファリングや一部パーク・アドオンで、殺人鬼に直接手を下されたことによる惨死 
• 一部殺人鬼の特殊能力による惨死 (ピッグの逆トラバサミによる “ゲームオーバー” や怨霊の “不可避の凝視” など) 

儀式は生存者4人が参加するため、もし2人が死亡したらその儀式は殺傷率50%、全滅したら殺傷率100%となります。各殺人鬼の戦績を判断する上で、私たちが参照しているデータのひとつがこの殺傷率です。 

各殺人鬼の殺傷率グラフ 

• 最初のグラフは、全プレイヤー (すべてのレーティング) の各殺人鬼の殺傷率です。 
• 2番目のグラフは、レーティングの上位5%にいるプレイヤーの各殺人鬼の殺傷率です。 

両方とも、集計期間は2022年9月の1ヶ月です。 

このグラフについて 

このグラフを見るとき、念頭に置いておくべきことがいくつかあります。 

• グラフ上では、見やすくするため殺傷率の小数点以下を省略しています。各殺人鬼の詳細な殺傷率は表にして記事の最後に掲載してあります。 
• 殺人鬼やパークのゲームバランス調整を行うときは、様々な要素を考慮しています。今回公開した殺傷率や数字のデータだけを考慮することはありません。 
• これまでと同じように、全体的なゲームバランスは常にモニタリングを行っていき、調整が必要か否かは皆さんのご意見も参考にして決定します。なので、ぜひ皆さんがどう思うか、プレイしていてどう感じるかを教えてください！皆さんのご意見は毎日のように目を通しており、開発チーム内で頻繁に意見交換を行っています。 

私たち自身と同じように、皆さんが実際の細かいデータをお楽しみいただけたことを願っています！ 

それではまた次回…… 

The Dead by Daylight team

補足資料1: 各殺人鬼の詳細な殺傷率

補足資料2: 各殺人鬼の使用率を含む全体の詳細データ

更新履歴

• 10/19: 補足資料2の誤植を修正しました。（レーティング上位5%、ハグとシェイプ・ハントレスとデススリンガーの使用率がそれぞれ逆だった問題）