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開発チームアップデート | ニコラス・ケイジ PTB

Ocelot
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edited July 2023 in ニュース


スターだらけのパブリックテストビルド(PTB)から一週間ちょっとが経ちました。エンティティの領域で数多くのニコラス・ケイジたちが走り回り、殺人鬼との遭遇で叫び声を上げ、懐中電灯の灯りに驚く様を見るのは非常に楽しいことでした。ライブサーバーへの実装の準備を進める中、皆さんのフィードバックに基づいていくつかの調整を行っています。今回の記事では、それらについてご紹介します!

怨霊

怨霊のバランス調整が、PTBにおいてどのような結果をもたらすかに注目していました。皆さんのフィードバックを確認し、アップデート配信前により良い調整ができる部分を見つけました。

呪いのビデオ

PTBでは、ビデオを所持している状態で通常攻撃を受けると、呪いのスタックが付与されるようになっていました。さらに、ビデオを所持している状態でフックに吊るされると、他の全ての生存者にも呪いが付与されるようになっていました。所持することにリスクはあるものの、ビデオは怨霊が念写された際に呪いから守ってくれる効果もありました。

これにより、ビデオをマッチにおいてより意味のあるものにするという目的は達成されたものの、ビデオの所持が生存者に過剰な防御効果をもたらしてしまうということにも繋がりました。そこで、ライブサーバーへの実装時に以下の調整を施すことにしました。

  •  ビデオを所持している生存者が攻撃を受けると、呪いが2スタック付与されるようになり、ビデオは破壊されます。
  •  ビデオを所持している状態でフックに吊るされても、他の生存者に呪いが付与 されなくなります。ビデオが破壊されるのは同様です。

これにより、怨霊が追跡をしなくとも、ビデオを所持している生存者により容易に呪いを付与できるようになりますし、殺人鬼がビデオを所持している生存者を連続でダウンさせ、対策の余地を与えずに呪いを積み重ねるといった事態を回避することができます。

念写

生存者が呪いのビデオを拾い上げる意義がこれまでになく高まり、大半のテレビの電源が常時切られてしまう状態になっていました。戦略的にテレビの電源を切ることは意図された怨霊への対抗手段ですが、念写の機会が大幅に遮られてしまうため、殺人鬼にとっては制限が大きすぎると判断しました。怨霊でのプレイの楽しさのひとつは、マップを素早く頻繁に移動することです。そのため、以下の調整を施すことにしました。

·        念写のクールダウンを15→10秒に変更します

·        念写により無効化されたテレビの無効時間を100→45秒に変更します

·        生存者により無効化されたテレビの無効時間を90→70秒に変更します

これらの調整により、貞子がこれまでより大幅に頻繁にマップ中で念写できるようになります。

処刑人の妙技

処刑人の妙技は、非常に悩ましいものとなりました。マップ上のあらゆるフックの周りのオーラを明かすため、マップ全体を網羅することを防ぎながら有効範囲を拡大することはできませんでした。私たちが意図した通りの効果は発揮できていませんでしたが、それにより調整が非常に難しくなりました。

PTBでは処刑人の妙技を悶絶のフックのパークに変更したことで、 効果範囲を安全に拡大することができました。さらなる検討の結果、アップデートの公開までに範囲をもう少し拡大することにしました。

生存者を運んでいる間、悶絶のフック:処刑人の妙技は、悶絶のフックの12メートル範囲内(従来の範囲の6メートルの倍)の生存者のオーラを明かすようになります。

この変更はアップデートの公開時には反映されませんが、その後のマイナーパッチにて反映される予定です。

アニメーション

前回のPTBにおいて、殺人鬼の通常攻撃が成功した際のアニメーション(刃を拭う動作)を、より一貫性のある挙動にすることを目的としてレビューしました。 従来は、一部の殺人鬼はこのアニメーションの間に下を向き、生存者が逃走する機会を与えていました。その一方で、その動作をしない殺人鬼もいました。これを是正するため、すべての刃を拭う動作において、殺人鬼が下を向くように調整を施しました。

しかし、この変更をモニタリングしたところ、カメラのモーションが追加されたことにより、プレイヤーの一部が酔ってしまうことが判明しました。カメラが下方向へとパンするので、プレイヤーはこれに抗うために自然と上を見てしまうのです。この相反するカメラの移動により、モーションが不安定または"波打つ"ように感じてしまう場合があります。

協議の結果、 今回のアップデートの公開においてこれらの変更を適用しないことにしました。この変更の影響を受けた殺人鬼のアニメーションは従来のものに戻されています。

 

今回の開発チームアップデートは以上です。7月26日のニコラス・ケイジのチャプターが公開された際には、ぜひレッドカーペットを歩いてみてください。また、これまで通りに、これらの調整を試していただけたらご意見をいただけることを楽しみにしております。

 

それではまた次回…

Dead by Daylightチーム

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