開発チームアップデート | 2023年11月 - PTB
この度も、願わくば今年最後となる開発チームアップデートをお届けし、Dead by Daylightに実装される調整についてお伝えしたいと思います。今回は先日実施したパブリックテストビルド(PTB)の後で行った変更を中心にご紹介するひとくちサイズの記事になっています。
グッドガイ
PTBでは、チャッキーが温かく迎えられているのを見て非常に嬉しく思いました。さすが、「ずっと友達」でいてくれる存在ですよね!第一印象は概してポジティブだったようなので、フルリリースに向けてのDead by Daylight: チャッキーのコンテンツへのバランス調整については、最小限に抑えるつもりです。
まず、生存者に反応できるチャンスを与えるために、パレットの下で「駆け抜け」を行う際の所要時間を1.2秒から1.4秒に少し増やしました。同じように、「斬り付け」攻撃を外したあとの移動速度を調整し、回避に成功した生存者がより長い距離を稼げるようにしました。
次に、「斬り付け」の微調整を行いました。「縄跳び用の縄」など、効果時間を延長してくれるアドオンは非常に人気があったため、使用頻度がこれらのアドオンばかりに偏らないようにこれらのアドオンの効果を減らし、その効果の一部をアビリティの基本能力に組み込みました。「斬り付け」の効果時間は、今後1秒から1.2秒に増えます。
また、他のアドオンの大半に調整を行い、強弱の格差を狭めました。
電池付き
次に、新登場のパーク「電池付き」に行った小規模の調整についてお話します。このパークは、殺人鬼が通電済み発電機の付近を通り過ぎた時に速度がしばらく上昇するという効果がありますが、これには、最後の発電機が通電するとすべての発電機が通電するという、ちょっとした問題がありました。特に小さめのマップや、「呪術:誰も死から逃れられない」など他のパークとの併用時に、終局の崩壊に入った時のパークの効果が意図したよりも強すぎたのです。
そこで、パークの効果を減らすのではなく、「電池付き」に、脱出ゲートが通電すると効果が解除されるという条件を新たに設けました。
トリックスター
今回のPTBではトリックスターのバランス調整をまとめて行い、強さをUPさせてプレイ感を向上しました。これらの変更によりトリックスターは以前に比べ強くなりましたが、若干強くなりすぎて対戦する側としては難易度が高く、悔しい思いをするという意見が多くありました。これを踏まえ、現在開発チームでは、アップデートのリリース時に実装予定の調整を準備しています。
まず、トリックスターのナイフ投げの速度を、1秒につき3本に戻します(PTB時は4本)。これにより、生存者が負傷する前に射線を切るための時間が少し増えることになるでしょう。裂傷メーターはPTBの通り8本のままとなりますが、移動速度の増加により、生存者に追いついて追加の数本を当てやすくもなるでしょう。
次に、「メインイベント」の発動頻度について、以前よりも増えることを期待していましたが、PTBでは少しその達成難易度が低くなりすぎるという結果になってしまいました。これは特定のアドオンを使用すると特に顕著で、たったの数本で発動可能になるという状況も見られました。
そこで今後においては、「メインイベント」発動に必要なナイフ数を8本に変更します。
同様に、以下の「メインイベント」に関連するアドオンの効果についても変更を加えました。
- ジウンのサイン:新しい効果 – コンボが終了するまでの時間が10%増加する。
- フィズスピンソーダ:新しい効果 – コンボが終了するまでの時間が15%増加する。
- 断末魔の編集音源:新しい効果 – メインイベント発動中に命中した生存者のオーラが6秒間表示される。
- 玉虫色のフォトカード:迅速効果が失われるタイミングを、生存者が瀕死状態に入った時ではなく負傷したタイミングに変更。
今回の開発チームアップデートは以上です。今回の投稿でお伝えした各調整は、11月29日に配信予定のアップデート時に実装される予定です。新しいずっと友達の殺人鬼をどうぞお楽しみください。そして私たちも、皆様のご意見を心待ちにしております!
それでは、またお会いしましょう。
The Dead by Daylight team